「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の百九十九・昭和初期の看護婦&派出婦

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今回取り上げる話、多分共働きの主婦にとってはヒジョ~に羨ましい話かもしれません。というか10年後、20年後でもこの状況に持っていくのは絶対に無理だろう・・・と思われる事が昭和初期にあったのですよ(@@)それらを数回に渡って取り上げていく予定です(*^_^*)

まず第一なのですが、看護婦(今で言う看護師)の贅沢な使い方!!!家庭に病人が出た時に自宅に看護婦を呼ぶのが当時は当たり前だったそうです(@@)しかも昭和初期の時点で『だいぶ前から』とありますので、大正、もしかしたら明治あたりからそういう状況だったのかも―――流石に金銭的に呼べない家庭もあったでしょうけど、気軽に看護婦さんが呼べる雰囲気があったというのは良いですよね(*´ω`*)
そう言えば昔はお医者さんも往診してくださるところが多かったんですよね~。動けない患者さんに無理をさせない、入院をさせないことでベッド数が少なくて済む、そして厄介な感冒を他の人にうつさないという点では合理的だったのかも。患者さんの自宅まで行かねばならないのは大変でしょうが、本当に入院が必要な患者さんの為に自宅で療養できる人は自宅で・・・というシステムは理想かもしれません(現在はその形に戻りつつありますしね~。実父も月に2回の往診に来ていただいております←病状からすると月1でも大丈夫そうなのですが、今は規定で最低でも月2回の往診が必要とのこと。でも患者数が多くなると月に一度になっちゃうかもなぁ(´・ω・`))

昭和初期のこのサービス、現代の私達からすると看護婦さんのサービスさえ『ありがてぇぇぇ!』と思うところです。しかし世の中ひとつの『便利』があると更なる『便利』を求めるもの(^_^;)
『病人はいないんだけどちょっと手が足りないのよね~。誰か来てくれないかしら(*^_^*)』という声が上ってくるのも至極当然の事です。そんなニーズに答えて大正7年10月1日『婦人共同会派出婦部』、いわゆる派遣家政婦が誕生しました。
元々住み込みの女中さんは存在した日本ですが、決められた時間だけ働いたら自宅へ帰るという通いのお手伝いさんはいなかったらしい(-_-;)確かに住み込みだと衣食住すべての支払いをしなければならないのでバカ高くなるんですよね~。それ故一般家庭ではまず無理でしょう。その隙間を突いたのが『派出婦』なのです(๑•̀ㅂ•́)و✧
この通い型の派出婦が登場したことにより『従来の女中さんみたいに住み込みまではしてくれなくていいのでちょこっと助けて欲しい』という雇用側と『住み込みでは出来ないけれど、派遣ならOK』という雇われ側の利害がうまく合致 、かなりの成功を収めたのです((o(´∀`)o))
となると二匹目のドジョウを狙うものも当然出てくるわけでして・・・昭和4年の時点で派出婦会の数は252、属する派出婦は5534名もいたとのこと(@@)今現在派遣の家政婦さんがどれくらいいるか判りませんが、当時の日本の人口を考えるとかなりの割合かと。

ただ問題が全く無かったわけではありません。女性が単身で顧客の家に入るということでデリヘルまがいの職業と勘違いする輩もいたとか(-_-;)更にその悪影響でまともな派出婦が婦女暴行事件に出くわしてしまったという問題も起こり、大正14年10月には派出婦取締令が施行されております。その詳細は次回、派出婦の料金と共に紹介させていただきますね(*´ω`*)



【創作関連】
この派出婦、他の職業婦人と違い特別なスキルは必要なかったとの事なので、いわゆる『ドジっ子』を投入することができるんですよね~( ̄ー ̄)ニヤリ他の堅気の職種だとそれが許されないところがあるので、駄文書きとしては使い勝手が良さそうです((o(´∀`)o))
例えば父親の会社の倒産&父親の急死で突如働かなくてはいけなくなったドジっ子派出婦と、派遣先の息子or書生との恋愛ものとか。ドジっ子派出婦が他の家や屋敷に派遣された際にもこっそり覗きに行って、いざという時助けに出てくるツンデレ青年とか王道で良いじゃないですかwww
次回詳細を書きますが若い派出婦は男性のみの現場には派遣されなかったとのこと。家族が留守で『あわよくば・・・』と下心満載の青年のもとに、普段のドジっ子ではなく貫禄たっぷりの熟女派出婦がやってきて出鼻をくじかれるというコメディもやってみたいものです(๑•̀ㅂ•́)و✧




【参考・引用文献】
新板 大東京案内 下(今和次郎 編纂 ちくま学芸文庫)


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