「Twitter小説」
鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅

鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅~レンタサイクルで酒田巡り1

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午後1時少し前、『きらきらうえつ』は無事酒田駅に到着した。流石にこの時間になるとお腹が減ってくる。まずは腹ごしらえを思いつつ駅の外に出たのだが、バスもタクシーも見当たらない。その代わり目に飛び込んできたのは沢山の自転車とレンタサイクルの案内だった。

「へぇ、自転車の貸出をしてるんだ。幾らくらいだろうね」

 レンタサイクルの案内看板を見ながら旦那が興味を示す。

「3時間1000円で済むようなら借りちゃおうよ。その方が小回り効くし絶対便利だと思うよ。バスの時間とかも気にしなくていいし」

店によって多少の違いはあるが、私達の地元・鎌倉のレンタサイクルは1時間400~500円くらいである。それに1時間毎の料金が加算されるのだが、大体3時間1000円前後くらいだ。帰りの電車の時間までおおよそ3時間程度、自転車もそれくらいの時間借りられれば充分だ。

「そうだね。バス停の場所もよく判らないし、タクシーも見当たらないし。取り敢えず聞いてみようか」

電車に関しては無駄に詳しいが、バスとなるとからっきしの旦那は、即座にレンタサイクルに飛びつく。というかパッと見バスもタクシーも見当たらなかったので仕方がない。
という訳で私達はレンタサイクルを貸し出している酒田駅観光案内所の入り口をくぐった。すると愛想の良いお姉さんが笑顔で出迎えてくれて、開口一番『レンタサイクルの貸出ですか?』と尋ねてくれた。どう切り出そうか迷っていただけに、打てば響くようなこの対応は有り難い。

「はい。できれば3時間ほど借りたいのですが、料金表は・・・」

と聞きながら室内をぐるりと見回したが、それらしきものは張り出していない。いったい幾らくらいなのだろう?と少し不安に思ったその時である。お姉さんかの口から思いもしない言葉が飛び出したのである。

「酒田の観光自転車は無料です。こちらの申込用紙に住所、氏名、電話番号など必要事項を記入していただければ鍵をお渡しします」

無料―――レンタサイクルの常識を覆すこの一言に、私と旦那は一瞬意味がわからず凍りついてしまった。



(4/17~4/23 twitterにて掲載)

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自分が住んでいる街意外の公共交通というのは本当に勝手が判らないものです。その点、レンタサイクルはバスの時間を気にしなくてもいいしタクシーを呼ぶ手間も要らない。ある程度の足腰の強さがあればこれ以上の交通手段は無いわけです(๑•̀ㅂ•́)و✧しかも酒田は海沿いの街なので坂道もそれほど多くない・・・となれば間違いなくレンタサイクルを選ぶでしょう( ̄ー ̄)ニヤリ
ということでレンタサイクルの申込みをしようと思ったのですが、信じられない価格破壊がそこに(@@)3時間1000円くらいが妥当な線かな~と思っていた私達にとって本当に衝撃的でした。
明日からの連載ではレンタルのやり取りの詳細を書かせていただきます(*´ω`*)
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