「紅柊(R-15~大人向け)」
戊戌・春夏の章

鳥追と若侍・其の貳~天保九年一月の欲望(★)

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 静かすぎる新春の夜を、艶めかしい男女の声が染めてゆく。伸吾に貫かれているおウメと、誠五郎の指で菊座を犯されている伸吾の嬌声だ。どちらの声も無理やり出しているものではなく、更に快楽を貪ろうとする淫欲に満ちた声である。その声に煽られるように激しく指を動かす誠五郎が、一人放置された形になったお春に声をかけた。

「伸吾は一人、二人じゃ満足できねぇ身体だ。心置きなく嬲ってやってくれ。どうも姐さんは受け身よりかは攻める側だと見た」

 誠五郎に己の性格を見破られてしまったお春は軽く苦笑いをすると、既に誠五郎の指が刺さっている伸吾の菊座に、細い人差し指をねじ込んだ。すると伸吾の背中がぴくり、と跳ね上がり更に腰が激しく動く。そのしなやかさはまるでおなごのようだ。

「後ろの穴、っていうのはもっと硬いというか融通が効かないものだと思っていたんですが、意外と柔らかいもんなんですねぇ」

 お春は伸吾の菊座に指を抜き差ししつつ誠五郎に声をかける。

「ああ、伸吾の菊座は特に使い込まれているからおなごみたいに柔らかいだろ?特に前髪の頃は念者に毎晩可愛がってもらっていたし、時には俺を含めた複数の男を一度に相手にすることもあったし」

 そう言いつつ誠五郎は更に奥に指を進ませ、内壁を引っ掻いた。

「ま、誠五郎さん、そこはだめぇ!気持ち良すぎちゃうからぁ!!」

 その瞬間、甲高い嬌声を上げて伸吾は腰をくゆらせた。その仕草はかなり艶めかしく、男を誘う娼妓か陰間そのもののようだ。少なくとも一人前の武士の嬌態とは思えない。

「わっちらより色っぽい腰の振り方をするんですねぇ、伸吾様は。まるで売女のようじゃありませんか、こんなにきゅうきゅう締め付けて」

 お春は収縮を繰り返す伸吾の双玉を左手で転がしつつ、菊座に差し込んだ指を奥に進める。すると誠五郎とお春、二本の指によって歪に広げられてしまった伸吾の菊座は貪欲に快楽を貪らんと二本の指を締め付けてきた。

「いや売女よりもたちが悪いな、伸吾の身体は。男の味も知っていながら、女の味も最近覚えちまった。だから山田道場で少しは発散させようと俺と一緒に短期入門を勧めたんだが・・・・・・結局ますます淫乱になっちまったよな、伸吾」

 そう語りかけた瞬間、誠五郎は更にもう一本指を増やした。

「はうっ」

 三本の指を下の口に頬張りながらも、伸吾は悲鳴ではなく嬌声を上げる。この好色ぶりは本物だ――――――そう確信したお春は自らの指を付け根までねじ込んだ。

「それはお困りでしょう。せめて今宵だけでも欲望を吐き出すお手伝いいたしますよ」

 お春は加虐の笑みを浮かべつつ、付け根まで潜り込ませた指で伸吾の菊座をこねくり回す。その動きに合わせ、伸吾は更に激しく腰をくゆらせた。

「唯一の救いは他藩の奴らに身体を開かなかったところかな。前髪を剃った後での入門だったからというのもあるが、うちの家中と違って他藩じゃあまり衆道は盛んじゃないらしい」

 どうやらこの藩では衆道もごく普通に行われているらしい。となると、その分外で女を買う機会は少なくなる。

(なるほどね。わっちらに声がかからないのは緊縮財政だけが理由じゃない、ってわけか)

 女遊びが自由にできる金がなければ、手頃なところで済ませてしまおうと男同士で行う場合もあるだろう。更に藩の気風として男色を推奨していれば尚更だ。

(流石に菊座に突っ込まれるのは勘弁してほしいけど、こっちから嬲る分には何とかなるかも・・・・・・そういった対応ができれば商売の幅が広がりそうだし)

 伸吾の菊座を嬲りながらお春はこれからの商売にどう生かしていくか考える。だがその一方でおウメと伸吾は快楽に溺れ、気を遣ってしまった。

「これでちょっとは落ち着いて遊べるかな。おい、伸吾」

 誠五郎はおウメの上に覆いかぶさったまま息を整えている伸吾の尻を軽く叩く。

「今度はこっちの姐さんに可愛がってもらえ。まだいけるだろう」

 そう言いながら伸吾の肩に手をかけ、仰向けに転がした。

「姐さん、上に跨ってやってくれねぇか?」

「承知しました。あら、おウメちゃんに精を放っていながら元気なもんですね」

 お春は中途半端に力を漲らせ始めた逸物を少々強めに握る。

「うっ」

 伸吾は痛みに呻き声を上げたが、お春は容赦なく握ったまま逸物を上下に擦り上げ、強制的に勃起させた。

「安心して下さい。暫くその気が起きないくらいすっからかんにして差し上げますよ」

 お春は伸吾の熱り立った逸物を掴んだまま腰を落とし、伸吾の逸物を胎内に収める。その姿はまるでお春が伸吾を犯しているかのようだ。

「じゃあ、お手並み拝見といこうか」

 誠五郎はニヤニヤと笑いつつ、ぐったりしているおウメを引き寄せる。そして自らのあぐらの上にうつ伏せにさせると、蜜口からこぼれ落ちている伸吾の精と淫蜜が混じったぬめりを菊座へと塗り込み始めた。

「あ、だめぇ。そこはしたこと・・・・・・ないからぁ」

 春をひさぐ商売をしていても、流石に菊座は使っていない。おウメは慌てて誠五郎の行為をやめさせようとするが、誠五郎はあっさりとその動きを封じてしまった。

「だったら教えてやるよ。安心しろ、こっちは慣れているから怪我はさせねぇ」

 誠五郎はゆっくりと焦らすように、おウメの菊座に愛撫を施してゆく。するとそう時間が経たないうちにおウメは甘い声を上げ始めた。それだけではない、まるで誠五郎の指を誘うかのように腰を振り始めたのだ。その姿は発情した雌猫のようである。

「もう、おウメちゃんはどこまで淫蕩なのよ」

 伸吾を犯しながら、お春はおウメの節操の無さを叱る。

「だ、だってお春ちゃん、ここをこんな風に・・・・・・ああんっ」

 お春に言い訳をしている最中、おウメが突如ひときわ高い嬌声を上げ、背中を仰け反らしたのだ。

「おいおい、ちょいと指先を押し込んだだけでそんな色っぽい反応をするなよ。伸吾より酷いな、こりゃ」

 その言葉にお春は思わずおウメの尻に視線をやる。すると人差し指の先端がほんの少しだけ菊座にめり込んでいた。確かにそれだけの愛撫で出す嬌声とは思えない。やはりおウメは天性の淫蕩体質なのだろう。

「こんな感じやすいんじゃ商売にならんだろ。これでよく鳥追なんてやっていられるな」

 誠五郎は少々呆れつつも、うつ伏せにさせたおウメの菊座や蜜壺を指でなぞり続けた。その度におウメは甘ったるい声を上げ続け、淫らな蜜を滴らせる。

「そうなんですよ、おウメちゃんは時々商売を忘れちまうのが玉に瑕で。お武家様みたいに色事が上手な方にはすぐに溺れちまうんです」

「男冥利に尽きるがな」

 そういった瞬間、誠五郎は人差し指の第一関節までおウメの菊座に押し込んだ。そして軽く出し入れし始めると、おウメは激しく腰を振り始める。それは嫌がっている振り方ではなく、明らかに更に指を飲み込もうとする動きだ。たった一度の愛撫で女に菊座を許させるとは――――――お春は誠五郎の膝の上にいるのが自分でないことに安堵する。

「いい感じにほぐれてきたな。でも今回はこの位にしておいてやるか」

 おウメの菊座は散々弄ばれ、すっかりほぐれてしまっていた。指の一本くらいなら余裕で呑み込めるだろうが、男の逸物を挿入するにはきつすぎるだろう。

「お武家様はだいぶおなごの扱いに慣れておりますね。もしかして江戸詰ですかい?」

 地方から出てきたばかりの勤番侍ならば、かなり強引な行為に及ぶところだが、誠五郎にはそんな気配がない。それを不思議に思ってお春が問いかけると、案の定『その通り』との返事があった。

「爺さんの代から三代続いての江戸詰だ。その点じゃ江戸者とそう変わらねぇさ」

 お春の質問に答えつつ、誠五郎はおウメを四つん這いにさせる。

「いい感じに蕩けているな。俺は好きだぜ、あんたみたいな男好きの淫乱が」

 強張った逸物で花弁の割れ目をなぞりながら、誠五郎は更におウメの脚を大きく広げさせる。そして淫らな蜜が滴るとば口に逸物を突き入れた。

「おおうっ!」

 獣のような声をおウメは上げる。

「だんだん声にも余裕が無くなってきているな。だったらこいつはどうだ?」

 誠五郎は両手でおウメの尻の肉を鷲掴みにする。そしてその際菊座に宛てがった親指をそのまま綻んでいる菊座へとめり込ませた。

「ああっ!だめぇ!いっちゃう、いっちゃうのぉ!!」

 髪を振り乱し、涎を口の端から零しながらおウメは狂乱する。その狂乱ぶりを羨ましそうに見つめる目があることにお春は気がついた。

「伸吾様?もしかして貴方様もあちらのお武家様のぶっとい逸物でお尻を貫かれたいんですかい?」

 お春の指摘に伸吾は顔を真赤に染め、首を横に振る。しかしそれとは対照的にお春の胎内に収められている逸物は更に力を増した。

「全く伸吾は節操が無いな。こっちの姐さんを片付けたらお前も可愛がってやるから待ってろ。それまで・・・・・・」

 誠五郎は近くに転がっていた自らの煙管入れを手に取った。それはとんこつ作りのゴツゴツと節くれだった、そこそこの太さのある煙管入れだ。

「姐さん、こいつを伸吾のケツに突っ込んでおいてくれ」

 誠五郎はお春に頼むと、とんこつ作りの煙管入れを手渡した。

「全く、本当にひどいお人。こんな煙管入れで後輩を犯せなんて」

 お春はひときわ激しく腰を動かし、無理やり伸吾に精を放たせる。そしてぐったりしている伸吾を転がしてうつ伏せにすると、尻だけ高く掲げさせ、凶悪な形の煙管入れを菊座に宛てがった。




UP DATE 2017.1.11

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男女4人の性の狂宴は更に激しさをましております(*ノェノ)キャー
元々伸吾には恋人(愛人?)がいたようですが、どうもその人は1対1にこだわらず、伸吾を他の男にも抱かせていたようで・・・もしかしたらかなりジジィだったのかもしれません(^_^;)(なので伸吾の若い性欲を満足させられず、仲間に援軍を求めたのかも^^;)
そのせいでしょうか、伸吾はすっかり男でも女でもOKな身体になってしまったようです(^_^;)

誠五郎ももしかしたら伸吾の強すぎる性欲を持て余していたのかもしれません。それ故お春、おウメを誘って伸吾を徹底的に絞りつくそうとしている気が・・・ただ、おウメも伸吾と似たようなタイプですのでまとめて嬲られている感があります/(^o^)\果たしてこの狂宴、どちらな主導者なのか・・・それは本人たちにもわからないのかも(^_^;)

次回更新は1/18、煙管入れを使ったプレイが始まりますwww
(下手したら2月に続く可能性も・・・)
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