「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の百六十六・昭和初期の服飾店事情

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以前こちらのシリーズで江戸時代の古着=柳原土手にまとまっている古着屋街で販売されているという事を書かせて頂いたかと記憶しているのですが(調べろよ、って話^^;)それはどうやら関東大震災を境にだいぶ様変わりしてしまったようです。

『柳原もの』という言葉さえ生まれた古着の聖地は、震災後の復興と共にレディメイド洋服専門の街になってしまったとか・・・。その数40数店舗、かなり壮観だったようです。
ここまでの変遷を遂げるとかなり儲かっていたのでは?と思われるのですがさに非ず(>_<)
関東大震災の再開発で元々柳原土手を通っていた路面電車が更に人通りの多い幹線道路にお引っ越ししてしまったのです。となるとお客もあまり流れてこなくなるわけでして・・・元々『柳原は和服。日蔭町は洋服』という住み分けがあったらしいのですが、そうも言っていられず洋服(安い既製品)を取り扱うようになったらしいです。

と、云うことは当時の一般庶民~下層民(元々古着を購入していたクラス)の人たちは、当時洋服を一般的に着ていた、ということでしょうかねぇ(・・?
モボ・モガの洋装は有名ですが、まだこの時代は和服の人が多いはず・・・と思いこんでいた既成概念がもろくも崩れ去っております(^_^;)
(白木屋火事の『ズロース伝説』のイメージが強すぎて・・・ちなみにあれは昭和7年の話です。なお白木屋火事を知らない方はググってみてください。よくネタとして出てくる話ですので知っていて損はありません^^)
地方はともかく、昭和初期の東京ではむしろ洋服のほうが安かったのでしょう。
更に洋服の販売は柳原だけでなく大手デパートから一般商店までと広がっていたようですので、柳原界隈の昔からの服飾店はかなり苦戦を強いられたようです(´・ω・`)

次回おぼえ書きは10/4、下宿街を取り上げる予定です(#^^#)




《創作関連》
いつの時代もおしゃれ関係は栄枯盛衰が激しいもの。直接服飾店を主人公に物語を書くには私自身知識が足りませんので、『オッサン探偵が捜査のために柳原に出向いたけど、当てにしていたお店が古着屋からレディメイドのお店に変わっていた』くらいの話、かなぁ。または他のお店がどんどん新しくなる中、僅かに残っている古着屋のジジイとオッサン探偵が懇意にしていて事件解決の糸口を見つけるとか・・・管理人自身が時代に取り残されているのでトレンド先取り、売上にしのぎを削る店同士のバトルなんて到底無理っすwww←たとえ舞台が昭和初期でも(^_^;)
きっとガチの服飾関係の話なら、ましのさんが面白い話を書いてくれるに違いないっ(名指し丸投げっ!(((ノ≧∇≦)ノ :・'.::・>+○)



【参考・引用文献】
新板 大東京案内 下(今和次郎 編纂 ちくま学芸文庫)



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