「紅柊(R-15~大人向け)」
丁酉・秋冬の章
七代目御披露目と猶次郎の再挑戦・其の壹~天保八年九月の御様御用
秋もだいぶ深まってきた九月半ば、山田一門にとって特別な『御様御用』の日がやってきた。この日は五三郎が山田家へ養子に入って初めての御様御用――――――すなわち、七代目を継ぐものとしてのお披露目の御様御用なのである。
ただ、昨年の後継者決定がかかった御様御用と比べるとだいぶ気は楽だ。物見高い見物客も去年に比べれば少ないであろうし、もしいたとしても殆ど報告だけ、試し切りに関しては最初の一振りだけ行えば良いことになっている。
そして五三郎ほどでないにしても『気が楽』と構えている男がもう一人、豊岡藩藩邸の自宅長屋で準備をしていた。
「こんなもんでええかな」
熨斗目麻裃を身に着けた猶次郎が着付けを手伝ってくれた倫に尋ねる。元々精悍な立ち姿の猶次郎だが、熨斗目麻裃の正装になるとそれが更に際立つ。
「うん。いつもよりだいぶ男前や」
正座し、猶次郎を見上げる倫の視線もいつもとは少し違う。初めて見る猶次郎の勇姿に感動さえ覚えているらしい。妻になる女にそんな視線で見つめられるのは嬉しいが、どちらかと言うと照れくささを強く感じてしまう。
「だいぶだけ余計やろ。わてはいつも男前や」
照れ隠しもあり、猶次郎は倫の褒め言葉を冗談口で返した。そんな冗談口を叩けるのも前回の御様御用に比べて余裕があるからだろう。そしてそれ以上に猶次郎にはもう一つ、今回の御様御用を成功させたい理由があった。
(お倫が折角江戸にまで出てきとるんや。絶対に恥をかかせるような真似だけはできひん)
山田浅右衛門の銘が取れなかったことはやはり悔しい。だが、そのお陰で倫と再び会うことが叶い、所帯を持つことができるのだ。これも自分の運命なのだろう。
ならばその運命に恥ずかしくない結果を――――――倫の夫として、最低でも御様御用の成功を成し遂げようと猶次郎は心に誓っていた。
「ところでお倫、お前も後で平河町に?」
「へぇ。うちも宴のお手伝いをさせてもらうことになってます」
元々七代目お披露目の後の宴は深川で仮宅営業をしている恵比寿屋で行う予定だったのだが、猶次郎の許嫁が江戸に来ていると聞いた女将の清波――――――五三郎の・元敵娼が『許嫁のお披露目も兼ねて平河町で宴をしたほうが良い』と忠告してくれたのである。
それ故倫も今回の宴の手伝いを兼ねて参加することになり、その場にて猶次郎との結婚も報告することになっていた。
「そうか。せやったら結果の報告はそっちでええな」
「どういう、事?」
「いや、お前があっちに行かないようだったら一旦こっちに帰ってくるつもりやったから」
「そんなわざわざ・・・・・・でも、おおきに」
倫は頬を桜色に染めつつはにかむ。その仕草に猶次郎は御様御用前だというのにときめいてしまった。
(あ、あかん!まだ御様御用は終わってないんや!)
浮ついた気持ちを抑えこみつつ猶次郎は倫から視線を逸すと、こほん、と一度咳払いをする。
「ほな、行ってくる。報告は平河町で、な」
その時である、外から『駕籠の準備ができた』と声が掛かる。今回特別に猶次郎は藩から駕籠を借りることを許された。これは猶次郎が『山田浅右衛門候補に上がった男である』と藩内外に知らしめる、江戸家老の矜持故だった。本来であれば御徒の息子である猶次郎に駕籠など許されるはずもない。
「行ってらっしゃいませ」
猶次郎の凛々しい後ろ姿に対し、倫は妻の如く三指をついて深々と頭を下げた。
この日、御様御用に臨む門弟たちは一旦平河町の山田道場に集合し、それから御様御用が行われる小伝馬町の牢屋敷へと向かう。
普段であれば御様御用でも駕籠に乗ることは殆ど無いのだが、この日ばかりは正式な『七代目お披露目』ということもあり、五三郎も駕籠に乗って小伝馬町へ行くことなっていた。
「・・・・・・どうしても駕籠に乗らないといけませんか?」
熨斗目麻裃に身を包んだ五三郎が、師匠である吉昌に訴えつつ渋い表情を浮かべる。何せ大ガラな五三郎である、たいていの駕籠は彼にとって小さすぎるのだ。更に江戸の駕籠かきは少々乱暴なところがあるので慣れていない者は間違いなく駕籠酔いしてしまう。
五三郎もそのクチで、一度泥酔した時吉原から芝の藩邸まで駕籠に乗せられたのだが、その時散々な目に遭っていた。それ以降、五三郎は吉原や品川で泥酔することはなくなったほどである。
「俺の駕籠嫌いは皆知っているはずでしょう。それなのに何で・・・・・・」
「いい加減腹をくくってくださいませ、旦那様!」
うだうだと文句を言う五三郎にピシャリ、と言い放ったのは幸だった。
「駕籠酔いになっても無事御様御用を果たせる―――――――七代目として必要な事ですよ。どうせ今日の御様御用は殆どお披露目の一振りだけなんですから、問題ありません!それよりも」
幸は猶次郎に視線を向ける。
「猶次郎さんや野村さん、遠野さんのほうが大変なんですよ?将来的に一門を率いていく者としての自覚を持ってくださいませ、旦那様!!」
厳しい幸の言葉に、五三郎はまるで駄々っ子のように唇を尖らせる。
「そりゃあおめぇはちびだから良いけどよ、俺はこの図体だぜ?罪人駕籠じゃあるめぇし、何が悲しくてちんまりした駕籠に押し込められにゃならねぇんだ。袴だって皺になりそうだしよ」
「ご安心を。ちゃ~んと着替えもご用意しております」
そう言って差し出されたのは風呂敷に包まれた着替え一式である。流石にしわの寄った着物でお披露目をさせるわけには行かないというところだろう。それを聞いて猶次郎はふと不安になる。
(ご家老様の気遣いで駕籠を借りることができたんはええけど、裃が崩れてしもうたら)
その不安げな表情を読み取ったのか、側に居た為右衛門が猶次郎に声をかけてきた。
「安心しろ、猶次郎。向こうでは五三郎の着替え、そして口上の間少しは時間がある。万が一裃や袴が皺になっているようだったら向こうで火熨斗を借りればいい」
「そんなことが可能なんどすか?」
「ああ。十年に一度くらいは駕籠を使わなければならないことがあるからな。今回も予め石出さんにはその旨を言ってある」
普段は徒歩や猪牙舟などで小伝馬町の牢屋敷なり刑場に出向く門弟たちであるが、今回のように体裁的にどうしても駕籠に乗らなければならない事態ということも起こる。
流石に幕府側もしわの寄った裃や袴で将軍家御様御用や御三家試し切りなどをされては堪らないと身だしなみを整えさせてくれるのだ。
「ありがとうございます、為右衛門はん」
為右衛門の気遣いに、猶次郎は頭を下げる。
「気にするな。それよりもお前は御様御用そのものに集中しろ。問題はないと思うが・・・・・・京極様に二年連続で恥をかかせるわけにはいかないからな。先様は幸の実父の出身藩でもあるから」
「そ、そんなこと言わんといてください!ますます緊張してしまうやないですか」
確かに幸の実の父親は豊岡藩の藩士だったと聞き及んでいる。普段は全く気にも留めないが、その事実を指摘されると流石に体がこわばってくる。
「ああ、悪い悪い。ま、なるようになるからあまり神経質になるなよ」
そう言いながら為右衛門は猶次郎の腰のあたりを軽くぽん、と叩く。
「本当にお人が悪いなぁ、為右衛門さんは。猶次郎をからかうのもいい加減にしてくださいよ」
笑いながら猶次郎に助け舟を出してきたのは芳太郎だ。
「なんだかんだ言ってもいつもと同じことができれば問題ないさ。藩の面子も気にすることはない。ただ・・・・・・お倫さんを泣かせるような真似だけはするなよ」
芳太郎のさりげない一言がすっ、と心の中に染み入ってゆく。藩の、そして一門の面子という重たいものを無理に背負うことはないのだ。だが、これから作ってゆく自分の小さな城――――――倫との家庭だけは一家の大黒柱として守らなければならないのである。
「そうやな・・・・・・所帯持つ前にヘマしたら、ますます尻に敷かれるやろし」
気張った決意を悟られぬようおどけた猶次郎の一言に、その場は一気に笑いに包まれた。
全員が揃った後、五三郎及び猶次郎は駕籠に乗り、初御様御用の二人は徒歩のまま小伝馬町へ向かう。秋の空はどこまでも澄み切っており、これから行われる御様御用の成功を予感させた。
UP DATE 2016.9.7
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今年の御様御用は七代目の正式な御披露目&猶次郎のリベンジと相成りました(≧∇≦)/
五三郎に関しては御様御用そのものより挨拶のほうが大変そうですねぇ(^_^;)五三郎は勿論、口上を述べる為右衛門や芳太郎もセリフを間違えないように一生懸命練習していると思われますwww
その一方御様御用そのものに集中しているのが猶次郎(๑•̀ㅂ•́)و✧去年は写しとはいえ刀一本折っちゃってますからねぇ(^_^;)今年ここそおらないよう、滞り無く御様御用を済まさねばなりません(^_^;)
あと、今回久しぶりに清波花魁・・・というか既に女将代行ですね、彼女にも再登場をお願いいたしました(*^_^*)吉原が燃えてしまった火事から二年、そろそろ仮宅生活も終わりを告げるころですので、その報告も兼ねて・・・。こちらも近々年貢を納めなければですw
次回更新は9/14、御様御用本番と相成りますm(_ _)m
ただ、昨年の後継者決定がかかった御様御用と比べるとだいぶ気は楽だ。物見高い見物客も去年に比べれば少ないであろうし、もしいたとしても殆ど報告だけ、試し切りに関しては最初の一振りだけ行えば良いことになっている。
そして五三郎ほどでないにしても『気が楽』と構えている男がもう一人、豊岡藩藩邸の自宅長屋で準備をしていた。
「こんなもんでええかな」
熨斗目麻裃を身に着けた猶次郎が着付けを手伝ってくれた倫に尋ねる。元々精悍な立ち姿の猶次郎だが、熨斗目麻裃の正装になるとそれが更に際立つ。
「うん。いつもよりだいぶ男前や」
正座し、猶次郎を見上げる倫の視線もいつもとは少し違う。初めて見る猶次郎の勇姿に感動さえ覚えているらしい。妻になる女にそんな視線で見つめられるのは嬉しいが、どちらかと言うと照れくささを強く感じてしまう。
「だいぶだけ余計やろ。わてはいつも男前や」
照れ隠しもあり、猶次郎は倫の褒め言葉を冗談口で返した。そんな冗談口を叩けるのも前回の御様御用に比べて余裕があるからだろう。そしてそれ以上に猶次郎にはもう一つ、今回の御様御用を成功させたい理由があった。
(お倫が折角江戸にまで出てきとるんや。絶対に恥をかかせるような真似だけはできひん)
山田浅右衛門の銘が取れなかったことはやはり悔しい。だが、そのお陰で倫と再び会うことが叶い、所帯を持つことができるのだ。これも自分の運命なのだろう。
ならばその運命に恥ずかしくない結果を――――――倫の夫として、最低でも御様御用の成功を成し遂げようと猶次郎は心に誓っていた。
「ところでお倫、お前も後で平河町に?」
「へぇ。うちも宴のお手伝いをさせてもらうことになってます」
元々七代目お披露目の後の宴は深川で仮宅営業をしている恵比寿屋で行う予定だったのだが、猶次郎の許嫁が江戸に来ていると聞いた女将の清波――――――五三郎の・元敵娼が『許嫁のお披露目も兼ねて平河町で宴をしたほうが良い』と忠告してくれたのである。
それ故倫も今回の宴の手伝いを兼ねて参加することになり、その場にて猶次郎との結婚も報告することになっていた。
「そうか。せやったら結果の報告はそっちでええな」
「どういう、事?」
「いや、お前があっちに行かないようだったら一旦こっちに帰ってくるつもりやったから」
「そんなわざわざ・・・・・・でも、おおきに」
倫は頬を桜色に染めつつはにかむ。その仕草に猶次郎は御様御用前だというのにときめいてしまった。
(あ、あかん!まだ御様御用は終わってないんや!)
浮ついた気持ちを抑えこみつつ猶次郎は倫から視線を逸すと、こほん、と一度咳払いをする。
「ほな、行ってくる。報告は平河町で、な」
その時である、外から『駕籠の準備ができた』と声が掛かる。今回特別に猶次郎は藩から駕籠を借りることを許された。これは猶次郎が『山田浅右衛門候補に上がった男である』と藩内外に知らしめる、江戸家老の矜持故だった。本来であれば御徒の息子である猶次郎に駕籠など許されるはずもない。
「行ってらっしゃいませ」
猶次郎の凛々しい後ろ姿に対し、倫は妻の如く三指をついて深々と頭を下げた。
この日、御様御用に臨む門弟たちは一旦平河町の山田道場に集合し、それから御様御用が行われる小伝馬町の牢屋敷へと向かう。
普段であれば御様御用でも駕籠に乗ることは殆ど無いのだが、この日ばかりは正式な『七代目お披露目』ということもあり、五三郎も駕籠に乗って小伝馬町へ行くことなっていた。
「・・・・・・どうしても駕籠に乗らないといけませんか?」
熨斗目麻裃に身を包んだ五三郎が、師匠である吉昌に訴えつつ渋い表情を浮かべる。何せ大ガラな五三郎である、たいていの駕籠は彼にとって小さすぎるのだ。更に江戸の駕籠かきは少々乱暴なところがあるので慣れていない者は間違いなく駕籠酔いしてしまう。
五三郎もそのクチで、一度泥酔した時吉原から芝の藩邸まで駕籠に乗せられたのだが、その時散々な目に遭っていた。それ以降、五三郎は吉原や品川で泥酔することはなくなったほどである。
「俺の駕籠嫌いは皆知っているはずでしょう。それなのに何で・・・・・・」
「いい加減腹をくくってくださいませ、旦那様!」
うだうだと文句を言う五三郎にピシャリ、と言い放ったのは幸だった。
「駕籠酔いになっても無事御様御用を果たせる―――――――七代目として必要な事ですよ。どうせ今日の御様御用は殆どお披露目の一振りだけなんですから、問題ありません!それよりも」
幸は猶次郎に視線を向ける。
「猶次郎さんや野村さん、遠野さんのほうが大変なんですよ?将来的に一門を率いていく者としての自覚を持ってくださいませ、旦那様!!」
厳しい幸の言葉に、五三郎はまるで駄々っ子のように唇を尖らせる。
「そりゃあおめぇはちびだから良いけどよ、俺はこの図体だぜ?罪人駕籠じゃあるめぇし、何が悲しくてちんまりした駕籠に押し込められにゃならねぇんだ。袴だって皺になりそうだしよ」
「ご安心を。ちゃ~んと着替えもご用意しております」
そう言って差し出されたのは風呂敷に包まれた着替え一式である。流石にしわの寄った着物でお披露目をさせるわけには行かないというところだろう。それを聞いて猶次郎はふと不安になる。
(ご家老様の気遣いで駕籠を借りることができたんはええけど、裃が崩れてしもうたら)
その不安げな表情を読み取ったのか、側に居た為右衛門が猶次郎に声をかけてきた。
「安心しろ、猶次郎。向こうでは五三郎の着替え、そして口上の間少しは時間がある。万が一裃や袴が皺になっているようだったら向こうで火熨斗を借りればいい」
「そんなことが可能なんどすか?」
「ああ。十年に一度くらいは駕籠を使わなければならないことがあるからな。今回も予め石出さんにはその旨を言ってある」
普段は徒歩や猪牙舟などで小伝馬町の牢屋敷なり刑場に出向く門弟たちであるが、今回のように体裁的にどうしても駕籠に乗らなければならない事態ということも起こる。
流石に幕府側もしわの寄った裃や袴で将軍家御様御用や御三家試し切りなどをされては堪らないと身だしなみを整えさせてくれるのだ。
「ありがとうございます、為右衛門はん」
為右衛門の気遣いに、猶次郎は頭を下げる。
「気にするな。それよりもお前は御様御用そのものに集中しろ。問題はないと思うが・・・・・・京極様に二年連続で恥をかかせるわけにはいかないからな。先様は幸の実父の出身藩でもあるから」
「そ、そんなこと言わんといてください!ますます緊張してしまうやないですか」
確かに幸の実の父親は豊岡藩の藩士だったと聞き及んでいる。普段は全く気にも留めないが、その事実を指摘されると流石に体がこわばってくる。
「ああ、悪い悪い。ま、なるようになるからあまり神経質になるなよ」
そう言いながら為右衛門は猶次郎の腰のあたりを軽くぽん、と叩く。
「本当にお人が悪いなぁ、為右衛門さんは。猶次郎をからかうのもいい加減にしてくださいよ」
笑いながら猶次郎に助け舟を出してきたのは芳太郎だ。
「なんだかんだ言ってもいつもと同じことができれば問題ないさ。藩の面子も気にすることはない。ただ・・・・・・お倫さんを泣かせるような真似だけはするなよ」
芳太郎のさりげない一言がすっ、と心の中に染み入ってゆく。藩の、そして一門の面子という重たいものを無理に背負うことはないのだ。だが、これから作ってゆく自分の小さな城――――――倫との家庭だけは一家の大黒柱として守らなければならないのである。
「そうやな・・・・・・所帯持つ前にヘマしたら、ますます尻に敷かれるやろし」
気張った決意を悟られぬようおどけた猶次郎の一言に、その場は一気に笑いに包まれた。
全員が揃った後、五三郎及び猶次郎は駕籠に乗り、初御様御用の二人は徒歩のまま小伝馬町へ向かう。秋の空はどこまでも澄み切っており、これから行われる御様御用の成功を予感させた。
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その一方御様御用そのものに集中しているのが猶次郎(๑•̀ㅂ•́)و✧去年は写しとはいえ刀一本折っちゃってますからねぇ(^_^;)今年ここそおらないよう、滞り無く御様御用を済まさねばなりません(^_^;)
あと、今回久しぶりに清波花魁・・・というか既に女将代行ですね、彼女にも再登場をお願いいたしました(*^_^*)吉原が燃えてしまった火事から二年、そろそろ仮宅生活も終わりを告げるころですので、その報告も兼ねて・・・。こちらも近々年貢を納めなければですw
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