「紅柊(R-15~大人向け)」
丁酉・秋冬の章

病葉の恋・其の参~天保八年八月の嫉妬(★)

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 普段であれば男と女が交わる淫らな空気に満ち溢れる感応寺・大伽藍横の大広間であるが、この日ばかりはそれだけではない異様な空気が漂っていた。化粧が剥げ落ちた奥女中や、墨染の衣を脱ぎ捨てた僧侶らが固唾を呑んで見つめているその中央には、半裸で胡座をかいている日寛と、その膝の上にうつ伏せに押さえつけられているふみがいた。
 襦袢一枚、それさえも腰までめくりあげられ丸出しになった尻は日寛の激しい打擲によって真っ赤に染まっている。だが、それほどの責めを与えられながらもふみの蜜壺からはとろりとした淫蜜がこぼれ落ち、内腿から膝の近くまで滴っていた。その淫蜜をすくい上げるように指でなぞっては再び激しい打擲をふみに繰り出す――――――その行為は淫猥さに満ち溢れたこの場でさえも異様であり、まるで病葉のように周囲から浮いている。
 だが本人たちは己が病んでいることには気付かず、更に欲望を貪ろうとしていた。

「浅木殿。あなたが私のことしか見れなくなるように、今日は極上の『天悦』を教えて差し上げます」

 ふみの蜜壺のとば口を指先で撫でたあと、日寛は指に力を込めた。まだ一度しか男と交わっていないふみの蜜壺はまだ硬く、日寛に指を拒もうとする。だが日寛はその抵抗を物ともせず、指の付け根まで押し込んだ。

「ああっ!」

 その強引さにふみは悲鳴を上げるが、日寛は構わず指を動かし始めた。限りなく生娘に近い狭隘なふみの蜜壺ではあるが、淫らな刺激を与えられてしまえば反応してしまう。日寛の指が動き出してまもなく、蜜壺は固さを残しつつも日寛に指に絡みつき始め、新たな蜜が日寛の掌に滴り落ち始めた。
 その頃合いを見計らい、日寛はもう一方の指で柔らかく花芽を転がし始める。既に膨らみ始めた花芽はますます充血し、はちきれんばかりに膨らむ。そんな状態の花芽を絶妙な力加減で刺激されては堪らない。
 やや乱暴な蜜壺への挿入と蕩けるような花芽への愛撫は、経験の浅いふみをますます混乱させ、甘ったるい吐息を口の端から溢れさせた。

「蜜壺のこの締め付け、この固さ・・・・・・どうやら浮気はしていないようですね」

 まるで妻の不貞を調べるような口調で日寛が呟くと、花芽を愛撫していた指を離し、蜜壺に押し込んでいた指を引き抜いた。その一瞬の中断に安堵したふみだったが、勿論これで終わったわけではない。
 日寛は膝にうつ伏せにさせていたふみを膝から下ろすや否や仰向けにひっくり返し、ふみの膝を腹にくっつけるように折り曲げたのだ。この姿では濡れそぼった秘所までも開ききってしまう。勿論ふみの秘められた場所も――――――淫蜜に濡れそぼったひこばえに縁取られた肉感的な花弁から茱萸のように赤く膨らんだ花芽、そして熱を帯びた淫蜜を絶え間なく垂れ流し、ひくつく蜜口まで日寛の目の前に露わになってしまった。
 そんな蕩けきった秘部を満足気に見下ろした日寛は、ふみの太腿を押さえつけたまま濡れそぼった秘所に顔を近づけ、ひこばえに縁取られた花弁を舌先でなぞったのだ。

「や、やめてくださいませ!そ、そこは・・・・・・」

 ぞくり、とする快感に身体を震わせつつ、ふみは身悶える。だが日寛の愛撫はまだまだこれからだ。

「浅木殿はこうやって舐められるのがお好きですからねぇ。こっちはしゃぶったほうがお好みでしたよね」

 にやりと笑いつつ、日寛はすっかり膨らみきった花芽をしゃぶる。その瞬間ビリビリと痺れるような強い快感が全身を走りぬけ、ふみはひときわ大きな声をあげて頤をのけぞらせた。

「やぁっ!そこは・・・・・・そこは、許して」

 だがふみの懇願など聞き入れられるはずもない。日寛はふみの花芽を責め立てながら、今度は乳房へと手を伸ばし、強く掴んだ。張りのある乳房は日寛の掌の中でいびつに歪み、日寛の掌を跳ね返そうとする。

「もう、堪忍・・・・・・他の人に声を、かけられないように、しますからぁ」

 泣きじゃくりながら舐められる快感と乳房を鷲掴みにされる痛みに耐えるふみだったが、日寛の責めは止むどころかますます激しく、執拗になってゆく。

「なりませんよ、浅木殿。拙僧の『天悦』をこの美しい体に刻みこむまで、耐えていただきます。というか、またすぐに『天悦』を欲したくなるようにして差し上げますよ」

 軽く花芽に歯を立てつつ、日寛はふみを上目遣いに見つめた。その視線は獲物を狙う蛇のように底光りしており、ふみは悪寒を覚える。

(こわい・・・・・・)

 奥女中たちの敵意むき出しの目とも違い、剣術や諜報の師匠らの厳しい目ともまた違う視線は、ふみが初めて見るものだった。
 底光りする日寛の視線――――――嫉妬に苛まれた男の視線は、それだけでもふみを絞め殺しそうなほど息苦しい。だが日寛の嫉妬は視線だけで収まるものではなかった。

「蜜壺どころか菊座までひくつかせて・・・・・・そろそろ出来上がってきたようですね。じゃあお望みの『天悦』を差し上げましょう」

 そう言いながら日寛はふみの手を取り置き上がらせる。そして半ば強引に自らの身体にふみを跨がらせると己の逸物をふみの蜜壺のとば口に押し当てたのだ。ドクドクと脈打つ逸物の感触に、ふみは恐怖を感じると同時に、今まで感じたことのない感情が湧き上がるのを自覚した。この格好で貫かれてしまったら、きっと日寛の逸物は前回よりも更に深く、ふみの胎内に入り込むだろう――――――そう思っただけで身体の奥に熱い疼きを感じてしまったのだ。

(もしかして、これが『おなごの快感』なの?)

 前回の任務の後、上司の本條や先輩の真希、そしてその他の同僚からも散々聞かされた『感覚』の話である。前回はただ痛みに耐えるだけで、身体の中から男を欲するような強い感覚は感じられなかったが、今まさにその気配がふみの胎内に渦巻いている。このまま貫かれてしまったら自分はどうなってしまうのか――――――不安を覚えたふみだったが、そんなふみの気持ちを知ってか知らずか日寛は更に煽ってきた。

「今日は浅木殿に上になっていただきましょう。『天悦』が欲しいのでしょう?」

 決めつけた物言いで日寛が迫る。その言葉に反感を覚えつつも、ふみの身体は更なる快楽を求めていた。まだ男の逸物に慣れていない身体に日寛の長大なものは負担が大きすぎるが、このまま蛇の生殺し状態にも今のふみには耐えられない。ふみは覚悟を決め、おずおずと日寛の逸物の上に身体を沈めた。

「うっ」

 日寛の亀頭がふみの蜜壺のとば口を押し広げた瞬間、その太さにふみは声を上げてしまう。だが日寛は意地悪く見上げるだけだ。自分が動かなければ終わらないのだ――――――そう気がついたふみは覚悟を決め、更に腰を落とした。

「はうんっ」

 破瓜の痛みこそ無いが、ふみを刺し貫く日寛の逸物は、この前よりも大きく感じる。自らの胎内にみっちりと入り込み、鎌首をもたげる日寛の逸物に、ふみは耐えながら腰を動かし始めた。だが初めて行う行為に調子がつかめず、ふみは何度も止まってしまう。

「ほらほら、浅木殿。そんな拙い動きでは、いつまで経っても拙僧を満足させることは出来ませんよ。尤も拙僧としては願ったり叶ったりですが」

 そう言いながら日寛は手を伸ばし、ふみの腰や太腿をなで擦る。そんな愛撫に耐えつつ、ふみは腰を必死に動かすが、自分が昂ぶってしまうばかりで日寛は果てる様子を見せない。そんなふみの必死さを、日寛は面白そうに眺めつつ太腿を撫でていた手を滑らせた。

「良いんですよ、浅木殿。私の上であられもなく果ててしまっても。いえむしろその姿を拝みたいものですね」

 日寛は下卑た笑みを浮かべると、滑らせた手を結合部に伸ばし、ふみの花芽を軽く弾く。そしてもう一方の手で尻を抱えるように掴むと、更にその指を奥に伸ばして菊座を軽く撫でた。

「ひっ!!」

 一度に二箇所の刺激、特に菊座という思わぬところを撫でられ、ふみは身体を強張らせる。だが日寛はそんなふみの反応を面白がり、更に菊座を指先でつつく。

「女犯も黙認されているとはいえここは寺ですよ?我々が本来使う場所はこちら、むしろ後門の方が本分ですから・・・・・・何なら寺の作法での交わり方をお教えいたしましょうか?」

 その言葉にふみは青ざめ、ふるふると首を横に振る。流石に菊座まで許す勇気は今のふみには無い。日寛の悪巧みを阻止し、そして早く日寛を果てさせなければ――――――処女を失う以上の恐怖に苛まれつつ、ふみは必死に腰を動かし始めた。



 淫靡な宴の中央で、ふみはただひたすら腰を振る。日寛を果てさせなければここから逃れられない――――――ただその一心で動くふみを、周囲の男女は好奇と憐憫の視線で見つめる。そんな物見高い視線の中、日寛はふみの腰を手で支えつつ、周囲に睨みを効かせていた。

この娘は俺のものだ―――――――誰にも渡さぬ。

 煩悩を捨て去らねばならない僧侶が、欲望と嫉妬をむき出しに威嚇するその姿は地獄の餓鬼と言ったほうが相応しい。ふみの肌と、彼女から貪れる欲望に飢えた悪鬼はどこまで搾り取れば満足するのだろうか。
 一通り周囲を見回した日寛は、己の上で必死に腰を振るふみの上体を抱き寄せ自分の身体に密着させると、これみよがしに唇を貪り始める。その激しい接吻に応えながら、いつしかふみも日寛の欲望に引きずり込まれ、溺れ始めていた。



(あれは、まずいわね)

 中年の僧侶に抱かれながら、真希はふみを注意深く見守っていた。前回は破瓜の痛みもあってか割と冷静そうだったが、今回はだいぶ様相が違う。

(むしろこの場所に引きずり込んでもらって正解だったかもね。別室であれだったら・・・・・・洗脳されちゃう可能性もあるし)

 御庭番の家に生まれ、幼い頃から訓練を受けているとはいえ任務に失敗したり敵に取り込まれたりする斥候もいるのだ。そうなってしまったら仲間の手で抹殺しなければならない。

(お願いよ、ふみ。あなたを処分なんてしたくないんだからね)

 中年の僧侶の相手を適当にこなしつつ、真希は心のなかで後輩の無事を願わずにはいられなかった。




UP DATE 2016.8.17

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エロ寺の僧侶&そこに通い詰める奥女中たちでさえドン引く日寛の責め・・・翻弄されているふみは大変です(>_<)
むしろ痛みだけ、とか快楽だけなら耐えられるのかもしれませんが、両方が交互に、しかも不規則にやってくる状況では心の準備さえもままならないようで・・・なけなしの理性を保とうとしつつも、ふみは日寛の責めに溺れ始めております(>_<)
唯一の救いは頼れる先輩・真希がこの場にいることでしょうか・・・コトが終わってからになるでしょうが、日寛から引き離してくれるんじゃないかと管理人も期待しております(キャラ任せ←おいっ)
次回は8月話の最終話、半分はエロの続き、半分は職場である西ノ丸に戻った後の女諜報たちの話になる予定です(●´ω`●)
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