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鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅

鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅~阿蘇のあか牛別府の地獄編3

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およそ一時間ほど待った後、私達はようやく『いまきん食堂』の中に入ることができた。古民家調の店内を案内され、窓際の席に座ると、私達は早速『あか牛丼』を注文する。2日連続海鮮続きだっただけに久しぶりの肉、しかも普段滅多に食べない高級肉だ。
そして注文してから10分ほどして二人分のあか牛丼が運ばれてきた。満席状態の店内を鑑みたらこれは早いほうだろう。てっきりもっと待つものだと覚悟していただけに少し拍子抜けした。だが、そんな拍子抜けさえ吹っ飛ぶほどの驚きが丼の中にひしめいていたのである。


DSC_0135.jpg


「うわぁ、お肉だお肉♪」

丼の中にはレアに焼かれた赤身の牛肉がぎっしりと並べられ、更に温玉がトッピングされていた。今流行のローストビーフ丼に近いかもしれないが、そこまで肉は薄くない。この切り身を表現するのに一番適した言葉は『ミニステーキ』だろう。
まずは肉だけで味わおうと、私は丼に敷き詰められた肉の一切れを箸でつまんだ。そして血が滴るようなそのひと切れを口の中に放り込む。その瞬間、赤身肉特有のさっぱりした旨味が口の中に広がり、私の頬は自然に綻んだ。

「ん~っ、柔らかくて美味しい~♪」

肉には店特製のタレがかかっているのだが、それも肉の味を邪魔することなく、むしろ引き立てている。その美味しさにこのまま全部平らげてしまいたくなるが、そこはぐっと我慢して、今度は温玉とご飯と共に肉を口に中に放り込んだ。

「あ、こっちも美味しいかも♪」

玉子の風味が混じったことにより、お肉だけで食べるよりも味がマイルドになる。たれのしっかりした味からすると、これはやはり全てを混ぜて食べるもののようだ。私は温玉をご飯に混ぜ込み、肉と一緒に頬張る。

「こっちは・・・卵かけごはん風、ってところかな?」

シャープな肉の純粋な味も美味しいけれど、玉子で中和されたマイルドな味もまた美味しい。というか、体が肉を求めている。結局渡しは半分は卵なしのステーキ丼、もう半分を温玉を混ぜ込んだ卵がけステーキ丼の形にして、米のひと粒さえ残さず全て平らげてしまった。



(7/18~7/24 twitterにて掲載)

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地魚も地野菜も美味しいとは思いますけど、やっぱり私はお肉が好きです(๑•̀ㅁ•́๑)✧
特に前日(鹿児島野菜三昧)、前々日(福岡海鮮三昧)の後のあか牛丼でしたので、特においしく頂きました(^q^)
画像の通り中はかなりのレア状態(*´艸`*)血の滴るようなお肉は蕩けるように美味でしたよ~(*^_^*)
お肉でエネルギーチャージした後、明日からの連載ではこれから別府の地獄へ参ります(#^^#)
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