「紅柊(R-15~大人向け)」
丁酉・春夏の章

露に濡れる女・其の参~天保八年六月の背徳(★)

 ←烏のおぼえ書き~其の百五十ニ・町役人その三・大家 →烏のまかない処~其の二百五十九・KINTのほっくり丸グラタン
 双頭の張形を手にした涼弥の前にはあまりにも淫らで美しい菊弥の姿があった。童女が用をたすような形に抱き上げられ、菊座に素月園の逸物をくわえ込んだ菊弥は恍惚の表情を浮かべている。涼弥の目の前にさらけ出された秘所はぐっしょりと濡れ、蜜壺が虚しくひくついていた。蕩けそうな表情のまま涼弥を誘う目つきに、涼弥は思わず唾を飲み込んだ。

「さあ涼弥、まずはそいつを自分にはめ込んでみろ」

 菊弥を抱え上げている素月園の指示に、涼弥は素直に従う。股の間に通されている縄をずらし、やや太めの張形を濡れそぼった蜜壺にゆっくりと挿れてゆく。くの字型に折れ曲がった双頭の張形の一報はみっちりと涼弥の膣内を満たし、涼弥は思わず甘い溜息を吐いてしまう。

「そうだ。でもまだもう少しは入るかな?できれば中央の留め具に縄を引っ掛けられるまで奥まで挿れてみろ。だけど無理はするなよ」

 確かに張形には縄が引っ掛けられるような部分があった。涼弥は更に張形を奥に押し込み、股に食い込んだ縄を張形の留め具に引っ掛けた。すると張形は涼弥の腰に固定され動かなくなる。

「それでちょっとやそっとで外れることはねえ。思う存分菊弥の女陰をえぐってやってくれ」

 偽りの逸物をそびえ立たせた涼弥に命じつつ、素月園は菊弥の脚を更に大きく広げた。すると菊弥の花弁は更に広げられ、蜜壺も狙いやすくなる。

「じゃあ遠慮無く・・・・・・菊弥姐さん、いきますよ」

 涼弥は舌なめずりをしつつ菊弥の蜜壺に張形の先端を当てる。そしてそのまま一気に貫いた。その瞬間、ぐちゅり、と淫猥な濡音と共に菊弥のあられもない嬌声が部屋中に響く。

「ひぃぃぃ!いいの!これ、好きぃ!」

 前と後ろに太い逸物を差し込まれ、堪らなくなってしまったらしい。菊弥のそんなはしたない声に煽られるように、涼弥は腰を小刻みに動かし始めた。だが慣れない玩具に手こずり、なかなか思うように大きく動かせない。

「慣れないせいでしょうかね。なんか抜けちまいそうな気がするんですが」

 それでも腰を小刻みに動かし、菊弥を刺激しながら涼弥は素月園に尋ねる。

「最初は仕方ねぇな。そのうち股縄なしでもそいつを使いこなせるようになる・・・・・・ほら、菊弥!」

 涼弥が動けない分はこちらでとばかりに素月園はわざと激しく菊弥を突き上げる。するとその振動は張形を通じて涼弥にも伝わってきた。

「ああっ!素月園様ぁ!」

「わ、わっちも・・・・・・なんか変な気に」

 素月園からの刺激に涼弥も昂ぶってしまい、思わず菊弥に抱きつく。そんな涼弥を抱きしめ、菊弥は唇を重ねてきた。女同士の艶めかしい、粘着質な接吻を素月園はニヤニヤと笑いながら見つめる。

「涼弥もだいぶ昂ぶってきたようだな。おい菊弥、具合はどうなんだ?口に出して言ってみな」

 背後から乳房を鷲掴みにし、素月園が菊弥の左耳に囁く。すると菊弥は涼弥から唇を離し、命じられるまま快感を口にした。

「は、ああっ・・・・・・中で・・・・・・前と、後ろで暴れて」

「前と後ろだけじゃ判らねぇな」

「姐さん、もっと淫らに、はっきりと言ってくださいな」

 素月園とは反対側の右耳の耳朶を甘噛みしつつ涼弥も尋ねる。双方からの耳責に、菊弥も堪らず淫らな言葉を迸らせた。

「女陰を責めている涼弥ちゃんの、張形と・・・・・・お尻の中の、素月園様の逸物が、中で互い違いに擦れて・・・・・・ああっ!!」

 ひときわ甲高い声を上げて背筋を仰け反らせると、菊弥は素月園の腕の中にぐったりを身体を崩した。

「菊弥姐さん、もう気を遣っちまったんですか?」

 涼弥は不服そうに菊弥の耳朶を強く噛む。すると菊弥はびくん、と身体を跳ねさせる。

「仕方ねぇさ。さっきも散々嬲ったんだから・・・・・・涼弥、こんどはオメェの番だ。菊弥を休ませてやらねぇと足腰立たねぇどころか明日の仕事にも差し障る」

「今夜、じゃないんですかい?」

 涼弥は上下に波打っている菊弥の乳首を指で転がしつつ、素月園に尋ねた。

「ああ。こうなるだろうと予想して、今日一日分の花代は支払ってある。菊弥も、そしておめぇもな。涼弥」

 そう言いながら素月園は菊弥を間に挟んだまま涼弥の顎を掴む。そしてそのまま唇を強引に奪った。

「・・・・・・気に入ったぜ、涼弥。普通の女は二人遊びをするとヤキモチを焼くもんだが、オメェは違う。というか、俺以上に女を責めたいと思っているんじゃねぇか?」

 その言葉に涼弥は素直にうなずいた。

「だったら話は早ぇ。俺と組め、涼弥。芸妓の仕事もあるだろうが、仕込み屋はもっと儲かるし、良い女を好き放題嬲れるぞ。尤も音曲が好き、ってぇなら無理は言わねぇが」

「音曲はもちろん好きですよ。でも・・・・・・おなごを嬲るのはもっと好きになりそう」

 名残惜しそうに菊弥からずるり、と張形を抜きつつ涼弥は応える。

「良いでしょう、素月園様。あなたと組みましょう」

 あくまでも『組む』という、対等な立場で自分を扱ってくれる素月園に、涼弥は好感をもった。色恋とは違う気がしたがそれも自分達らしいのかもしれない。

「そうか、じゃあこれから頼むぜ。近いうちに仕込み屋の友吉じいさんを紹介する。もしかしたらオメェが最後の弟子になるかもしれねぇ」

 ぐったりとした菊弥を布団に横たえると、素月園は涼弥の蜜壺に入ったままの張形をずるり、と引き抜く。すると蜜壺に溜まっていた淫蜜がどろり、と溢れ出てきた。

「はうっ」

「普通だったらこんなものをぶち込んでりゃ動けなくなるっていうのに、菊弥をあんだけ責め立てやがって・・・・・・俺に犯られるより自分で犯るほうが好きだろう、おめぇは」

 そう言って素月園は仰向けに寝転んだ。

「跨がれよ、涼弥。好きなようにしていいぜ」

「では遠慮無く」

 涼弥は舌なめずりをしながら素月園に跨る。そしてそのまま素月園の逸物の上にズブリ、と腰を落とした。張形とは明らかに違う熱を持った逸物は、涼弥の蜜壺の中でぴくぴくと脈打つ。

「そのうち菊弥と同じくこっちも使えるようにしてやる。だが、その前に俺のほうがオメェにケツを犯られるだろうけどな」

「おや?素月園様は衆道の嗜みがおありで?」

 素月園の上で腰を上下させつつ、涼弥の目が獰猛な光を帯びる。

「いい目だな・・・・・・ああ、絵の師匠に『経験できるもんは何でも経験しておけ』って言われてな。前髪を下ろす前から弟子入りしていたもんだからそっちも鍛えられた。だから男だろうが女だろうがどっちでもできるぜ。勿論後ろもな」

 その言葉に何故か涼弥は負けん気を掻き立てられた。

「聞き捨てなりませんねぇ。素月園様にできるのならわっちにも出来ないことはありませんよね?衆道」

 だが、素月園はそんな涼弥の負けん気を一笑に付した。

「言っておくが今日は流石に無理だそ?せいぜい小指くらいの細い張形か、数珠つなぎの玩具か・・・・・・」

「どちらでも良いですよ。思い立ったが吉日、っていうじゃありませんか」

 そう言うと涼弥は素月園から離れ、淫らな小道具が入っている箱を引き寄せる。どうやらすぐに菊座を調教しろというらしい。

「本当に気の強ぇ女だな。嫌いじゃないけどよ」

 そんな涼弥の負けん気に素月園は苦笑いをしつつ、涼弥が引き寄せた小箱から一番細い張形と、貝薬を取り出した。

「だったら涼弥。うつ伏せになって尻を掲げな」

 素月園のその言葉に涼弥は反射的にうつ伏せになり、尻を高く掲げる。すると淫蜜に濡れた内腿から綻んだ花弁、物欲しげに涎を垂らす蜜口から期待にひくつく菊座まで素月園の目にさらされる。素月園は未だ涼弥の股に通されている縄を軽く引っ張ると、右手の親指で涼弥の菊座をそっとなでた。

「うっ」

 初めて触れられるその感触に涼弥は呻きを上げる。だが、決して不快な感触ではなかった。もしかしたら自分もこちらにはまってしまうのではないか――――――そんな予感を孕んだ素月園の指の感触だ。

「まずは滑りを良くするための塗り薬を塗っていくからな。無理だと思ったらはっきり言えよ。俺はおなごに無理強いさせる趣味はねぇ」

 そう言いつつ、素月園は貝薬の軟膏をすくい取り、涼弥の菊座に塗り始めた。



UP DATE 2016.6.15

Back   Next


にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
INランキング参加中。
お気に召しましたら拍手代わりに是非ひとポチをv


  
こちらは画像表示型ランキングです。押さなくてもランキングに反映されます。
(双方バナーのリンク先には素敵小説が多数ございます。お口直しに是非v)

 



なんだかどんどんエスカレートしているような気がする素月園&涼弥コンビです/(^o^)\
まぁ最初から馬があったんでしょうね。そして『恋人』とか『愛人』というよりはむしろ悪さをする同志、と言ったほうがこの二人はしっくり来るような(^_^;)
菊弥を散々嬲り倒した後、ようやくこの二人の『本番』がやってきましたが、素月園の何気ないつぶやきに負けん気を起こした涼弥はこの先どうなるのか・・・来週一応今月の最終なんですが上手くまとまるのかwww
最悪29日に『紅柊』と拍手文、双方まとめてUPになるかもですwww
関連記事
スポンサーサイト

 関連もくじ一覧 ▼ 
総もくじ 3kaku_s_L.png 夏虫~新選組異聞~
総もくじ 3kaku_s_L.png 紅柊(R-15~大人向け)
総もくじ 3kaku_s_L.png 葵と杏葉
総もくじ 3kaku_s_L.png 横浜慕情(大人向け)
総もくじ 3kaku_s_L.png 短編小説
総もくじ 3kaku_s_L.png VOCALOID小説
総もくじ 3kaku_s_L.png 雑  記
総もくじ  3kaku_s_L.png 夏虫~新選組異聞~
総もくじ  3kaku_s_L.png 紅柊(R-15~大人向け)
総もくじ  3kaku_s_L.png 葵と杏葉
総もくじ  3kaku_s_L.png 横浜慕情(大人向け)
総もくじ  3kaku_s_L.png 短編小説
総もくじ  3kaku_s_L.png VOCALOID小説
総もくじ  3kaku_s_L.png 雑  記
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
【烏のおぼえ書き~其の百五十ニ・町役人その三・大家】へ  【烏のまかない処~其の二百五十九・KINTのほっくり丸グラタン】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【烏のおぼえ書き~其の百五十ニ・町役人その三・大家】へ
  • 【烏のまかない処~其の二百五十九・KINTのほっくり丸グラタン】へ