「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の百四十五・代官

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各大名に領地があるように、幕府にも勿論領地(=天領)がありました。その天領における民政や治安維持に当たったのが代官です(*^_^*)

代官一人あたり五万石を担当したとのことですが(例外もありますが、それは次回)、その役高の標準は百五十俵ほど。言ってしまえば将軍への御目見得も許されない御家人が大名並みの領地を管理していたということになります(@@)
更にこの代官の下には三十人ほどの部下がおり、手付(小普請の御家人から採用)と手代(優れた農民や町人などから現地採用)が合わせて10人、書役2人、侍(雑用係)3人、勝手賄1人、足軽1人、中間13人などがいました。

そしてこの中小企業並みの少ない人数で担当する領地の管理をしなければならないのです。尤も治安維持のための司法権はあるものの軽犯罪&博打打ちを裁けるくらい。死罪になるような大金の窃盗や殺人などといった重罪は事件が発生する度に江戸の勘定奉行や町奉行に届出なければならなかったとか・・・。でも江戸の隣にある川越でさえ20数年死罪がなくて、刑を執行できる技量を持った剣術家がいなかったというくらい平和な時代でしたからねぇ。田舎じゃ大金を持つ人も少なかったでしょうし(たぶん10両以上の現金が自宅にあったのは庄屋とか代官その人くらいだと^^;)

尤もTVの時代劇のように代官本人が犯罪を犯しては元も子もありませんwww実際幕府草創期には上役の勘定奉行にいい顔をしようと厳しい徴収を行ったり、部下の手代・手付と結託して年貢米の横流しをした代官もいたとか・・・(-_-;)
なので幕府は延宝八年(1680年)に注意をうながす指示を出したそうです。あと余談ですが、枡の寸法を変えて年貢を余計に多く取り立てるという方法は、幕府の法度によると死罪より重刑だったとのこと。お金にしてもそうなのですが、基本的に『幕府が決めた単位・システム』を無視するとかなり厳しい罰が待っていました。今では考えられませんが、それだけ単位って重要だったんですねぇ・・・。

次回更新予定は5/2、代官より大きな領地を任された郡代を取り上げます(*^_^*)
(旦那の実家に帰省するので予約投稿となります)



【参考・引用文献】
お江戸の役人 面白なんでも事典(中江克己著 PHP文庫)


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