「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の百四十一・幕府御薬園と薬園奉行

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徳川家康が健康オタクだったのは有名な話ですが、その系統は代々の将軍に受け継がれていたのでしょうか。江戸幕府が開かれてまだそれほど経過していない寛永十五年(1638年)、麻生と牛込の二箇所に幕府の薬園が開設されました(@@)
確かに為政者は健康第一、現在でもちょっと厄介な病気かも、なんて話になるとすわ政治家引退か!なんて話も出てくるほどです(実際安倍首相は持病の悪化で前に首相を辞めておりますし・・・)医学がそれほど発展していない江戸時代ならなおさら健康に気を使う必要があったでしょう。
そんな薬園を管理していたのが薬園奉行です(*^_^*)麻生、牛込両方の薬園それぞれに一人ずつ、その配下に同心二人、園丁10人ずつを配置し薬園の管理にあたっておりました。一口に薬園奉行とはいえ、この手の植物は得てして気難しいもの(-_-;)部下を含めそれ相応の薬草育成の知識も必要でしたし、薬効の研究も彼らが行っていたとのこと。現在で言えば最先端の薬物研究室、といったところでしょうか。天文方や書物奉行とはまた違ったタイプのエリートであることには間違いありません(๑•̀ㅂ•́)و✧

江戸時代初期でもこの規模、そこそこ立派だと庶民は思うのですがこれじゃあ物足りないと思ったのが八代将軍・吉宗!手始めに駒場に更に薬園を開設、牛込と麻布の薬園を合併し小石川薬園を作りました。その面積は元の薬園のおよそ10倍/(^o^)\
更に薬園の中に製薬工場や研究所、最終的には庶民のための養生所まで設置したのは結構有名な話です(^_^;)また、多くの本草学者を幕臣に登用し、諸国の薬草調査にまで当たらせたそうです。本当にパワフルな将軍様というか、このパワーを持続させるために薬園に力を入れたんでしょうか・・・直属の部下は大変だったろうなぁ(-_-;)
それにしてもこの熱意、やはり健康長寿は何時の時代でも憧れなんでしょうね(*´ω`*)そして健康長寿のための施設を作り、最終的には庶民の養生所まで作ってしまった江戸時代というのはやはり平和だったんだな~と改めて思います(*^_^*)
(そして小説書きとしては薬園奉行、または同心と市中を回る定廻り同心あたりでタッグを組んだ推理モノとか書いてみたいな~と思うんですけど、当時の薬草を調べるだけで挫折しそうwww)

次回おぼえ書きは4/4、大阪城代を取り上げる予定です(*^_^*)



【参考・引用文献】
お江戸の役人 面白なんでも事典(中江克己著 PHP文庫)


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