「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の百三十九・御用絵師

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昔の武家屋敷や寺社などを見ると、襖は勿論天井にまで美麗な絵が描かれていることがありますよね(人´∀`).☆.。.:*・゚
勿論江戸城の襖や天井にも同様の絵が描かれており、これらの絵を描くことによって幕府に仕えていた絵師を『御用絵師』と称しておりました。
ただ一言で『御用絵師』と言っても御目見以上で帯刀も許されていた『奥絵師』と、御目見以下で御家人格の『表絵師』に大別されていたそうで・・・基本的には狩野派四家(木挽町狩野家、中橋狩野家、浜町狩野家、鍛冶橋狩野家)が奥絵師、その分野や門人が表絵師の扱いを受けていたようです。

そしてこの奥絵師、絵筆一本でかなりの荒稼ぎ(笑)をしていたようです。徳川将軍家に一番初めに仕えた狩野探幽は二十歳で江戸鍛冶橋外に千坪を超える屋敷を拝領し、後に二百五十石の家禄も賜っているとか・・・現在の売れっ子絵師も真っ青の荒稼ぎ振りですよ(@@)天文方の渋川春海じゃないですけど、こういった天才を見出し幕府の役職に取り込んでいった徳川幕府というのは、意外と柔軟性があったのかもしれません。

なお、奥絵師の仕事は襖絵や天井画を描くだけではなく、将軍の肖像画、贈答用の屏風絵、幕府年中行事の絵による記録、将軍の姫達への絵手本の制作などがあったようです。このため月6度も出仕が必要だったようですし、将軍自ら御絵師部屋に出御して好みの絵を描かせたらしい・・・そういった意味では肉体的にも精神的にもかなりハードな役職だったのかも。でも絵師としては憧れの役職に違いありません(*^_^*)

次回更新は3/21、忠臣蔵・吉良上野介で有名な高家を取り上げたいと思います(*^_^*)



【参考・引用文献】
お江戸の役人 面白なんでも事典(中江克己著 PHP文庫)


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