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鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅

鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅~はるばる九州・博多編6

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日本に数ある古戦場の中でも特に有名な壇ノ浦は、極めて海流が早い海峡である。どれ位早いかというとエンジン全開のタンカーが5分近くかかってもこの海域を抜け出せないほどだ。そんな海域で、しかも手漕ぎの船で源平の兵士達は死闘を繰り広げたというのである。
だが、そんな感慨に耽っている私とは対照的に、旦那はキョロキョロと壇ノ浦全体に視線を走らせている。一体どうしたのだろうか?と私が訝しく思ったその時である。

「どうやら巌流島もこの近くにあるらしいよ。どこだろう?島らしいものは見えないけど」

「がんりゅうじまぁ?」

思わず私は聞き返し、旦那が見ていた別の看板を覗き込む。そこには源平合戦の他、巌流島の決闘の事も書かれており、ご丁寧に地図まで掲載してあった。その地図を頼りに旦那はキョロキョロ一帯を見回し、巌流島を探していたのである。
だが目の前の海岸線と地図を照らしあわせてみると、巌流島の場所は私達のいる場所から相当離れた場所にあることが判った。つまり私達が現在いる場所からは絶対に巌流島を見ることは出来ない、そんな地理的状況だったのである。
それは地図を見ればすぐに判ることなのに、何故旦那は巌流島を探そうと躍起になっていた。やはり男としてタイマン勝負というのは魅力を感じるものなのだろ―か?なお私はそれぞれの裏事情が見え隠れする巌流島の決闘にはいまいち萌えを感じない。

(やっぱり生きるか死ぬかの滅びの美学が感じられないとね~)

しつこく巌流島を探す旦那と、未だ壇ノ浦海域を抜けだせずにエンジンを吹かしまくっているタンカーをぼんやり眺めつつ、私は古の戦いに再び思いを馳せた。




(3/8~3/13 twitterにて掲載)

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壇ノ浦の海流は本当に早いものでした(人´∀`).☆.。.:*・゚
確かに瀬戸内とか壇ノ浦近辺で鍛えられれば、大抵の海域なら難なくこなせるでしょう。平家水軍がとてつもなく強かったというのも納得しました。それ故源氏の惣領・頼朝は本当に水軍にこだわりを持っていましたからねぇ(^_^;)地元で有名な江の島弁天も平家の守り神である厳島神社の弁天様に対抗して作られたと言われております。(更に奥にはわだつみの神の娘の神社もあります。水上戦の勝利の女神にとことんこだわっているというか・・・やっぱり神様とはいえオネエチャンが良かったんだろうなぁ。江ノ島に祀られているのは殆ど女神様ですwww)

そんな風に源平合戦に萌えている私の横で、旦那は巌流島を探しまくっておりました(^_^;)あれはあれでカッコ良いのかもしれませんが、武蔵側=就活、小次郎側=家中に疎まれていたという噂も・・・という水面下のドロドロもかいま見える戦いなのでちょっと萌えが足りない/(^o^)\まぁ夫婦とはいえ別個人、その違いも楽しませて頂いております(実際こうしてネタにさせてもらってる(๑•̀ㅂ•́)و✧)

余談ですがお祭りだったこの時、海上保安庁のイージス艦も門司港に停泊しておりました。格好良かった~(人´∀`).☆.。.:*・゚
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