「Twitter小説」
鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅

鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅~江差ヲタ主婦一人旅編9

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役所にしてはあまりにもメルヘンチックな旧檜山爾志郡役所の建物を後にし、出口から出ようとしたその時、ふと目の端に白い看板が見えた。どうやら何かの説明らしい。せっかく高台まで登ってきたのだからと私はその看板の内容を確かめるため、少し道をそれた。
どうやらその看板が近くに生えている松の説明をしているらしい。確かにそこそこ大きな松なのに、盆栽のように腰が曲がっているのは珍しいかもしれない。何か特殊な種類の松なのだろうかと看板の文字を読んだ瞬間、私は驚きのあまり声を上げてしまった。

「土方歳三嘆きの松ぅぅぅ!!!」

ここ旧檜山爾志郡役所に来たのは割引制度があったからで、そうでなければ完全にスルーしていた場所だ。そんなところに新選組の聖地があったとは・・・きっとヲタクの神のお導きだろう。絶対そうに違いない。
私は周辺に誰も居ないことを確認した後、土方歳三と榎本武揚が拳を叩きつけたと思われる部分を遠慮無くペタペタと触りだした。たぶんこの時の私の顔は誰にも見せられないほどにやけきっていたであろう。萌えを前にしたヲタクの習性だけはどうしようもない。
そして散々嘆きの松を撫で回した後、私はようやく函館へ向かう算段を始めた。本当は電車で松前を経由し函館へ、というルートを考えていたのだが、今朝方のスーパー北斗の遅延原因でもある雨によってそのルートが運行停止になっているのだ。
となると、一旦八雲に戻ってから電車に乗るか、函館まで直接バスでいくかの2択になるのだが、八雲行きのバスは夕方5時まで無い。それだと宿に着くのが7時過ぎになってしまうので、これも却下だ。となると直接函館まで向かうバスに乗るしか方法はない。
幸い30分ほどバス停で待つだけで函館行きのバスがやってきた。1時間に1本バスがあるかないかの場所でこれは極めてありがたい。私はそそくさとそのバスに乗り込み、今夜の宿がある函館へと向かった。



(11/23~11/29 twitterにて掲載)

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この時は、本当にヲタ神の存在を信じました(人´∀`).☆.。.:*・゚まったく予想していなかった所にありましたからねぇ、『土方歳三嘆きの松』((o(´∀`)o))人が居ないことをいいことに思わず撫で回してしまいました(*´艸`*)
そしてきっちり萌を堪能した私はようやく旦那と合流するべく函館へと向かったのですが・・・実は合流直後、ちょっとした事件?があります。詳細は明日からの連載にて書かせていただきますね~(^_^)/~
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