「紅柊(R-15~大人向け)」
丙申・秋冬の章

秋草濡れる・其の貳~天保七年十月の淫遊戯(★)

 ←ボカロ小説 聖龍協奏曲~奏国物語 虹色の未来3 →烏のまかない処~其の二百二十五・浅草・舟和の芋ようかん
 お涼は艶然と笑うと、久奈の肩からするりと小袖をずり落とし、腰巻きだけの姿に剥いてしまった。
 武家の下女とは思えぬ緋色の腰巻きは瀬田の嗜好だ。今までの淫行ですっかり乱れてしまった腰巻きからは、白い太腿が中ほどまであらわになっている。お涼はそのむき出しになった太腿を撫でつつ更に腰巻きを捲り上げた。

「あらあら、もう太腿までヌルヌルじゃない、お久奈ちゃん。そんなに溜まってたの?」

 お涼の指摘通り、久奈の太腿は淫蜜で濡れていた。この様子では蜜壺は更に濡れそぼっているだろう。瀬田の怪我により禁欲状態を強いられていた若い身体は、お涼や素月園、そして瀬田の愛撫に敏感に反応し、更に貪欲に彼らを求めているのだ。

「そりゃあこの若さでひと月半もお預けを喰らっていたんだから、仕方ねぇだろ。お涼、お久奈ちゃんの足首を押さえていてくれ」

 素月園の指示に、お涼は久奈を両足を思いっきり広げ、その両足首を掴んだ。両足の奥に息づくひこばえは太腿同様ぐっしょりと濡れ、艶やかに光っている。そのひこばえに縁取られた花弁は妖艶な紅色に充血し、淫らに息づいていた。
 既に軽く気を遣っているのだろうか、ひくひくと蠢く花弁はまるで別の生き物のようである。

「本当にお前のここは貪欲だよな――――――素月園、もし縄が余っているようなら下にも縄をかけてみないか?」

「勿論ですよ。今日はそのつもりでしたから・・・・・・きっと股ぐらに通された縄だけでひいひい叫ぶことになりますよ」

 素月園は意味深な笑みを浮かべると、器用に久奈の胸や腹、そして両足へと緋色の絹縄をかけ始めた。肌を傷つける程強くはない、むしろ少しゆとりがあるような縄のかけ方だ。しかしその緋色の絹縄は久奈の自由を着実に奪い、動けなくしてゆく。両手は頭の後ろで一つにまとめられ、脇の下がむき出しにされた。この縛り方は今までにないものだ――――――久奈がそう思っているうちに、体の割には豊満な乳房にも縄がかけられ、よりその大きさが強調されるよう括りだされる。

「亀甲縛りか。葛籠や長持ちじゃなくてもできるもんなんだな」

 久奈にかけられた縄を見つめつつ、瀬田が感嘆の声を挙げる。

「ええ。丁度乳のあたりが括りだされて良い感じでしょう?そしてそれ以上に、この縛り方にはお楽しみがあるんですよ」

 素月園は器用に久奈の股間に縄を通すと、軽く引っ張りあげた。

「はうんっ」

 その瞬間、花芽に縄が擦れてしまったのが、久奈が鼻にかかった甘い声を零す。だが、素月園の準備はそれだけでは終わらず、もう一本縄を股間に通すとそれぞれの縄に花弁が引っかかるように形を整えた。すると花芽から花芯、蜜壷から菊座まで曝け出されてしまう。

「ほら、見てください。こんな封に女の泣き所を開ききらせることができるんです。この縛りで随分稼がせていただきましたよ」

 自慢気に語る素月園の言葉に、瀬田は深く頷いた。

「確かに見事なものだな。ここまでむき出しにできるとは」

 そう言って瀬田は縄によって無理やり開かされた久奈の花芯から花芽を指で軽く擦り上げた。

「ああんっ」

 縛られ、晒し者になっている者の声とは思えぬ甘ったるい声が久奈の口から溢れる。そして更に快楽を貪ろうと身を捩るが、素月園は非情な事実を久奈の突きつけた。

「おっと、その縄は動けば動くほど柔肌に食い込むぜ・・・・・・ってちょっと遅かったか」

 既に縄は久奈の乳や腹、そしてむき出しの股間に食い込んでしまっている。それは久奈の体の柔らかさを更に強調し、加虐の心をそそるものでしか無い。その第一が瀬田だ。

「まぁ、いいさ。こいつにはこれくらいが丁度良い」

 瀬田は久奈の足の間に食い込んでいる縄に指をかけ、思いっきり引っ張りあげる。

「ああっ、いやぁ・・・・・・・っ!食い込んじゃうっ」

 容赦無い瀬田の責めに久奈は叫びを上げるが、瀬田は更に縄を強く引いた。

「ふん、嫌と言いながら股からダラダラ垂れ流しやがって。すっかり縄の色も変わってやがる」

 食い込んだ縄はきつく窄まり、花芽から花弁を挟み込み、蜜壺や菊座を擦り上げる。その刺激に耐えられず、久奈は無意識に腰をゆすりはじめた。

「本当に色っぽく喘ぐわねぇ。乳首もこんなに勃たせちゃって」

 お涼は久奈の乳房を手で掴むと、その頂に凝った乳首を強く吸い上げた。だが、全身を縄によって雁字搦めにされている久奈にはただの焦らしにしかならなない。

「おねぇさまぁ、もっと強く・・・・・・ああっ!」

 更に強い刺激を求めるように、久奈はお涼へ自らの乳房を突き出す。その様子を観察しながら、素月園は道具箱を引き寄せた。

「そろそろ良い頃合いですね。今回はこちらを使いましょう」

 素月園がそう言って出したのは、怪しく黒光りする数珠だった。ただ普通の数珠に比べ玉がかなり大きい。直径は男の逸物の太さくらいあるだろうか。前でも後ろでも呑み込ませるのに一苦労しそうだ。

「それは?」

 久奈の股間に食い込んでいる縄を緩めようともせず、瀬田が尋ねる。

「後ろの穴に使うんですよ。むず痒くなる媚薬をたっぷり塗りつけてね」

 素月園は意味深な笑みと共に貝薬を取り出し、ひとつひとつの玉に丁寧に擦り込み始めた。

「お師匠様、またろくでもない玩具を」

 久奈の乳首をしゃぶったまま、お涼が呟く。その瞬間、お涼の歯が久奈の乳首を刺激し、久奈に切ない嬌声を上げさせた。

「そりゃそうだろう。最近の『依頼主』はちょっとやそっとのことじゃ満足してくれないからな・・・・・・ねぇ、瀬田の旦那。そうでしょう?」

 素月園はお涼に答えつつ、媚薬を塗りつけた数珠を瀬田に渡す。

「確かに。こいつは責めれば責めるほど妙な色香を出していくからな」

 瀬田は一旦お涼の愛撫を止めるよう命じると、縛られた久奈を自らの膝にうつ伏せにする。そして尻を高く掲げ、押し広げた菊座に玉を押し当てた。

「ああっ、旦那様ぁ」

 媚薬の刺激の為だろうか。押し当てられただけで久奈は声を上げてしまう。それだけではなく、淫らな玩具を早く挿れろとばかりに尻を振り始めたのだ。

「そんなにがっつくな。どのみち足腰立たなくなるまで嬲られるんだからよ」

 瀬田は久奈を宥めると、物欲しげにひくつく菊座に玉の一つ目を押し込んだ。

「ふあっ、ああんっ!」

 その瞬間、久奈は歓喜の声を上げ、身体をくゆらせる。その動きに縄が更に締まり、久奈の身体に食い込んでゆく。

「本当に心地よさそうだねぇ、お久奈ちゃん。でもお尻だけじゃ物足りないだろ?」

 お涼は瀬田の前に近づくと、晒されている腋に顔を近づけ、ぺろりと舐め上げた。

「ひゃあっ!」

 まさかそんなところが舐められるとは思っていなかった久奈は驚きの声を上げるが、お涼は構わず腋から二の腕にかけて舐め続ける。

「ほう、そんなところを舐められてもお前は感じるのか、お久奈。更に股をひくつかせやがって、節操のないやつだ」

 瀬田は玩具を一つ押し込んだだけの状態で、久奈の尻をぺちん、と叩く。だが、それさえも今の久奈にとっては愛撫でしかないらしく、小さな嬌声と共に尻を淫らに振った。

「あら、仕方ありませんよ、瀬田の旦那。ここは今まで責めずに取っておきましたからねぇ。というか、瀬田の旦那が怪我をしちまったんで、今までお預けにしていたというのが本当のところですけど」

 お涼は瀬田を見上げつつ、久奈の二の腕の内側の敏感なところを舐め、吸い上げながら弄ぶ。

「・・・・・・というか、いきなりここを責めても感じやしないでしょう。よぉ~く仕込んで、閨事慣れしてからじゃないと、ここを舐められてもくすぐったいだけなんです」

「よく知っているな、素月園。浮世絵を描く際に他の女で試したのか?」

 二つ目の玉を久奈に押し挿れつつ、瀬田は尋ねる。すると素月園は頷きながら説明し始めた。

「そりゃあね。幾人もの芸妓や娼妓、それにお涼でも試しておりますよ。ただし股を晒すのは平気でも、腋を晒すのを嫌がる女は意外と多いんで、そこまで持っていくのに時間がかかるというか」

「確かにそうかもしれねぇな」

 数珠状の玉を全て久奈の菊座に押し込んだ瀬田は、久奈の上体を起こす。そして童女が用をたすような姿に脚を抱え上がると、素月園とお涼に命じた。

「素月園、お涼。乳首や花芽には触れずに、両腋を嬲ってくれ 。おっと、張形もだめだ。こいつを甘やかすんじゃねぇ」

 張形を手にしようとしたお涼を瀬田は牽制する。

「あらひどい、嬲り殺しですか。責問でも瀬田の旦那は嬲りがお得意と聞いておりますが」

 お涼は遠慮なく言い放つと、晒された久奈の腋の鼻先を付ける。焦らし責めならそれなりの方法がある。お涼はわざと腋の匂いを嗅ぐように鼻を鳴らした。

「ああ。楽しみはできるだけ長く楽しみたい性分なんでな。こいつが尻と腋だけで気を遣ることができるのか・・・・・・ちょいと試したくなった」

「焦らし責めだったら媚薬は要らなかったかも知れませんね。もう既にいきかけておりますよ、お久奈ちゃんは」

 素月園も遠慮なく久奈の腋に舌を伸ばし、ぺろぺろと舐め始める。久奈にとっての生き地獄の始まりだ。

「あんっ、いやぁ・・・・・おやめ、くださいませ・・・・・・素月園様、お姉さま・・・・・あんっ、そんなの、だめぇ!」

 普段は晒されることのない腋を強引に晒され、両側から嬲られる羞恥と快楽に耐え切れず、久奈は身を捩る。だが瀬田に後ろから抱えられ、しっかりと身体を固定されているので逃げることはできない。
 しかも微かに身を捩ることで縄目が柔肌に食い込み、菊座に押し込まれた淫らな玩具が尻の奥でこすられる。するとそこから得も言われぬむず痒さが襲いかかり、久奈を啼き叫ばせるのだ。快楽責めにされながら、決定的な刺激を与えられない。この状況に久奈は瞬く間に音を上げた。

「もう、堪忍してぇ。気を遣らせて・・・・・・お願い、いかせてくださいませぇ!」

 だが、久奈の切実な願いは聞き入れられず、焦れったい愛撫は続けられる。

「諦めな、お久奈ちゃん。それに焦らされた挙句にいかされるのも悪くないぜ」

 素月園はそう言いながら久奈の二の腕を甘噛みする。

「そうそう。それに焦らされているっていっても充分感じているじゃないか、淫らなお久奈ちゃんは。ご主人様の膝や脚に淫らな涎を垂れ流して、恥ずかしくないのかい?」

 お涼の指摘通り、久奈の蜜壷から溢れだしている淫蜜は、瀬田に膝を抱えられているせいで直接瀬田の腿や膝、ふくらはぎに滴り落ちている。

「おやおや、これはいけないね。主の上で粗相をするなんて・・・・・・瀬田の旦那、こんないけない使用人にはやはり仕置が必要でしょう」

 素月園の下卑た笑いに、瀬田も同様の笑みを返す。

「そうだな。本当はゆっくり抜いてやろうかと思ったが」

 そう言いながら瀬田は右腕を離し、久奈に押し込んだ玩具の端を指にかける

「気を遣らせてくれと言いながら、下の口からダラダラ涎を垂らしている罰だ。牝犬らしくケツで逝っちまいな!」

 その言葉と同時に瀬田は玩具を一気に引き抜く。その激しい刺激に久奈はひときわ大きな嬌声を上げ、瀬田の膝の中であられもなく果ててしまった。




UP DATE 2015.10.14

Back   Next


にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
INランキング参加中。
お気に召しましたら拍手代わりに是非ひとポチをv


  
こちらは画像表示型ランキングです。押さなくてもランキングに反映されます。
(双方バナーのリンク先には素敵小説が多数ございます。お口直しに是非v)

 



四人の淫遊戯、ますます熱を帯びてまいりました(*´艸`*)久し振りの閨事とはいえ、久奈以外はそこそこ大人ですからねぇ、それなりよ余裕はあるんですよ。しかも素月園やお涼はそれなりに発散していたでしょうし・・・。
更に瀬田は今までそれどころじゃありませんでしたからねぇ。ある意味一番溜まっていたのは久奈だったでしょう。そこへ来てこの焦らし責め(>_<)本当にこの3人は女の責め方を解っています(-_-;)
今回は玩具と腋への責めで弄ばれてしまった久奈ですが、勿論これで終わるはずもなく・・・次回もお楽しみにしていてくださいませ(*^_^*)
(なお次回は10月最終話です^^)
関連記事
スポンサーサイト

 関連もくじ一覧 ▼ 
総もくじ 3kaku_s_L.png vague~道場主・作間駿次郎顛末記
総もくじ 3kaku_s_L.png 夏虫~新選組異聞~
総もくじ 3kaku_s_L.png 紅柊(R-15~大人向け)
総もくじ 3kaku_s_L.png 葵と杏葉
総もくじ 3kaku_s_L.png 横浜慕情(大人向け)
総もくじ 3kaku_s_L.png 短編小説
総もくじ 3kaku_s_L.png VOCALOID小説
総もくじ 3kaku_s_L.png 雑  記
総もくじ  3kaku_s_L.png vague~道場主・作間駿次郎顛末記
総もくじ  3kaku_s_L.png 夏虫~新選組異聞~
総もくじ  3kaku_s_L.png 紅柊(R-15~大人向け)
総もくじ  3kaku_s_L.png 葵と杏葉
総もくじ  3kaku_s_L.png 横浜慕情(大人向け)
総もくじ  3kaku_s_L.png 短編小説
総もくじ  3kaku_s_L.png VOCALOID小説
総もくじ  3kaku_s_L.png 雑  記
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
【ボカロ小説 聖龍協奏曲~奏国物語 虹色の未来3】へ  【烏のまかない処~其の二百二十五・浅草・舟和の芋ようかん】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【ボカロ小説 聖龍協奏曲~奏国物語 虹色の未来3】へ
  • 【烏のまかない処~其の二百二十五・浅草・舟和の芋ようかん】へ