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鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅

鉄ヲタ夫と歴女妻の鉄道オタク旅~寝台特急カシオペア編3

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 16:20、寝台特急カシオペアはゆっくりと上野駅を発車した。2階建ての列車の1階にいるので車掌からの景色はお世辞にも良いとは言えなかったが、それでも気分は高揚する。夕日に照らされた線路脇の壁を眺めつつ、私達はようやく缶ビールを開けた。
 購入してからだいぶ時間が経過してしまったのでビールの温度はビミョーなものになってしまったが仕方がない。どうしても飲み足らなければ車内ラウンジに行って呑めばいいだけの話だ・・・と思ったその時である。

「これ呑み終わったらラウンジ行こうか」

 ちょっと聞いただけでは願ったり叶ったりのこの申し出、しかし相手は鉄ヲタである。単に車内探検をするだけでそのまま素通りということも大いに有り得る。せめて車内販売か自販機のビールを購入できれば御の字だろう。それを期待して私はラウンジ行きを承諾した。
 だがその前に車掌の検札がある。まずはそれを受けてからだ―――と思ったらタイミングよく車内アナウンスが入った。案の定検札と車内案内のため順次客室を訪れるから部屋を離れないでくれとのことだった。確かに検札前にうろちょろされたら迷惑だ。
 そのアナウンスに納得した旦那はようやくソファーに座った。しかし相変わらずそわそわしている。何せ小学校の通知表全てに『落ち着きが無い』と書かれた男だ。テンションが上がっている中、ソファーに座って車掌を待つというだけの簡単なお仕事も難しいのである。
 しかし幸いなことに放送からものの10分と経たないうちに車掌さんがやってきてくれた。旦那が待ちくたびれて部屋から脱走する前に来てくれて本当に良かった。普段は歳相応に行動するオッサンだが、電車が絡むと幼稚園児よりたちが悪くなるのがうちの旦那だ。
そんな私の心中を知ってか知らずか車掌さんはかなり丁寧に車内及び室内の説明をしてくれた。その殆どが興味深いものばかりだったが、唯一知りたくなかった情報により、私達はいきなりの大散財をすることになったのである。



(7/27~8/2 twitterにて掲載)

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上記の駄文を読んでくださった方はお判りのように、うちの旦那はこと『鉄道』の事になるとかなり落ち着きが無くなります(-_-;)義母もそれで苦労していたようなのですが、一旦興味がそちらに向くと周囲の状況を顧みずそちらに行ってしまうという・・・研究・開発をやる分にはそういった要素も必要なのでしょうが、普段の生活においては本当に手綱を締めるのが大変なのです(>_<)
そんな中、客室に閉じ込めたまま何とか車掌さんを迎え入れることが出来ましたが、この車掌さんが余計な情報をくれましてね・・・それに関しては明日からの連載をお待ちくださいませ(*^_^*)
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