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【  2014年06月  】 

ボカロ小説・枝ノ護人~朱雀の章・後朝

枝ノ護人

2014.06.30 (Mon)

  朝、軽い腕の痺れに海斗が目覚めると、海斗の腕を枕にして一匹の緋色の虎が心地よさそうに寝そべっていた。 これが人間の世界であれば驚愕の事態なのだろうが、ここは黄泉比良坂の途中にある海斗の屋敷の中である。海斗は別段驚くこともなく、しげしげとその緋色の虎を見つめた。「やっぱり・・・・・・というところか」 人間が妖かしになる時、その本質が如実に現れるものである。大酒呑みの鳴鼓ならさしずめ『うわばみ』か『...全文を読む

砂漠の星の物語~そして旅立つ宇宙船(フネ)1

砂漠の星の物語 Page2

2014.06.29 (Sun)

 プロキシマ人3人を加え、『ウツロブネ・プロジェクト』は一気に進行した。本来生殖細胞を組み替えた『母体』から生み出された新人類のみを宇宙に送るはずだったが、プロキシマ人の3人が共に宇宙船に乗ることで状況が変わった。元々生まれてきた子供をある程度培養プールで育成してから宇宙へ送り出す予定だったのだが、3人が共に乗ることで赤子のうちに太陽系を出発することが可能になったのだ。これによりプロジェクトの進行が3年...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第六章・結

夏虫・第六章

2014.06.28 (Sat)

  梅雨にしては珍しい激しい雨が、煉瓦造りのカフェーの窓硝子に叩きつける。それとは対照的にどこまでも静かで穏やかなカフェーの中、沖田老人は話を終え、口を噤んだ。「何て・・・・・・事ですか」 沖田老人の話を聞き終えた中越は愕然とする。「確かに・・・・・・深雪太夫姉妹を身請けしたとか、その際不明金が発覚し隊士が切腹に追い込まれたなんていうのは大した事件じゃありませんけど、何て仰っていましたけど、この年に...全文を読む

烏のがらくた箱~その二百二十一・半年に一回になりました・・・(-_-;)

烏のがらくた箱

2014.06.27 (Fri)

 一昨日、お腹の中に飼っている子宮筋腫と卵巣嚢腫の定期健診に行ってまいりました。去年の待ちぼうけ3時間とは違いエコー&問診合わせて1時間で終了、両方共現状維持でめでたしめでたし・・・となるはずだったのですが、担当医から『そろそろ卵巣嚢腫の検査は一年に2~3回にしましょうか』とのお言葉が(@@;)え・・・特に問題ないって言いましたよね?卵巣嚢腫だって平常のものよりほんのちょっと大きいだけ、って言いましたよね・・...全文を読む

拍手お返事&サッカー、残念でした(´・ω・`)

拍手お返事&おまけ

2014.06.26 (Thu)

 ブラジルW杯、残念ながら日本は一勝も出来ずに敗退してしまいましたね(´・ω・`)寂しいものはありますけど、W杯に出てくるチームで弱いチームなんてひとつも無いわけですし、日本のFIFAランキングから鑑みたら妥当な成績なのかも・・・(-_-;)また、欧州と南米だと気候は勿論、芝の性質もかなり違うらしいんですよね(サッカーヲタクの担当美容師さんに教えてもらった)なので欧州のクラブチームや手入れの行き届いた日本の芝に慣れ...全文を読む

烏のまかない処~其の百五十七・なんちゃって芋餅

烏のまかない処

2014.06.26 (Thu)

 先週このシリーズで書かせていただきました旦那の実家からの届きもの、その中のジャガイモで北海道の郷土料理『芋餅』もどきを作ってみました。というのも、本当はこの芋餅、すりおろしたジャガイモで作るみたいなんですよね~。でも洗い物とか面倒くさそうじゃないですか、すりおろすのって(おいっ)さらに居酒屋などでよく出てくるチーズinの芋餅を作りたかったので、できるだけ包みやすい状態の茹で芋を使って芋餅を作らせてい...全文を読む

鶴蔵てまえ味噌・其の漆・荒井のうな重

鶴蔵てまえ味噌

2014.06.25 (Wed)

 「なぁ匡蔵、おめぇいくら持っている?」 じっとりとまとわりつく不快な熱気に耐えながら、鶴蔵は目の前に出された木地塗りの重箱を睨みつけた。その重箱からは何とも美味しそうな匂い――――――鰻の蒲焼き特有の香ばしい匂いが漂っている。「一応手持ちはあるから安心おしよ・・・・・でも、できれば一食二朱以内で収めたいところだねぇ。多分無理だろうけどさ」 どれほど大きな鰻なのだろうか。重箱の蓋は鰻の蒲焼きによって押し上...全文を読む

烏のおぼえ書き~其の五十一・大山詣で

烏のおぼえ書き

2014.06.24 (Tue)

 先週書かせていただきました『富士塚』ですが、記事UPの後に友人2名から『近所に富士塚があり、あれによじ登るのはかなり厳しい』だとか『近く山開きイベントが有る』などの情報を頂戴いたしました。やはり世界文化遺産になるだけの霊峰、現代でも真面目な民間信仰が残っているんだなぁ、と感動を覚えた次第です。しかしその『富士塚』の連絡を頂いたのは東京都東部~千葉にかけて。実を言うと私が住んでいる神奈川県にはあまり富...全文を読む

ボカロ小説・枝ノ護人~朱雀の章・7

枝ノ護人

2014.06.23 (Mon)

  興奮する未来に手を引かれるまま、鳴鼓と海斗は庭に飛び出した。いったい何があるというのだろうか――――――未来に煽られるまま二人は庭の中央に配されている大池に近寄る。そして大池の水面を見た瞬間、鳴鼓が思わず大声を上げた。「あっ!あれは・・・・・・琉華!麟!それに嶽畝様も!」 そこには鳴鼓の二人の妹とその恋人らしい背の高い侍の三人が抱き合い、再会を喜ぶ姿が映し出されていたのである。三人とも身につけているも...全文を読む

拍手お返事&ムチャぶりにも程がある・続編(>_<)

拍手お返事&おまけ

2014.06.23 (Mon)

 先週金曜日、旦那に強要されて超人気の寝台特急のチケットを取りに行かされたという話を書かせて頂きましたが、その話に続きができてしまいました(-_-;)予約受付が朝6時からだと知った旦那が会社の最寄り駅で予約をすると言い出しやがりまして・・・朝4時半起きですよorzだ~か~ら~ね~自分の趣味のことは自分で、ってあれほど言っているのにさぁ、何故私まで4時半起きかなぁ(-_-メ)そりゃあ当日21時までに取得できたチケット取...全文を読む

砂漠の星の物語~ウツロブネ・プロジェクト4

砂漠の星の物語 Page2

2014.06.22 (Sun)

 ジェシカがガイア大学の研究室に帰ってきたのはそれから一週間後の事だった。思ったより向こうとの交渉はすんなり決まったらしい。てっきり一ヶ月くらい帰ってこないものとばかり思っていた上原は拍子抜けしたほどである。「で、その子達が『母体』候補、か?」ジェシカの後ろに並んでいる三人の女性達を見つめながら上原は尋ねた。一人はジェシカが電話で言っていた20歳の金髪碧眼の娘、もう一人はそれより3,4歳ほど年上の黒...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第六章 第二十四話 孝明天皇崩御・其の肆

夏虫・第六章

2014.06.21 (Sat)

  孝明天皇の崩御が公にされたのは十二月二十九日、御用納めの翌日であった。その発表に伴い孝明天皇の第二皇子・祐宮睦仁親王が次期天皇になることが決定、元服前であることから立太子礼を経ずに践祚を行い皇位に就くことになった。なお践祚の儀は年明け一月九日に執り行われることがこの時同時に発表される。 この調停の慌ただしさは瞬く間に京洛の町にも広がっていった。天皇の快癒祈願も兼ねながら飾られていた正月飾りは慌た...全文を読む

烏のがらくた箱~その二百二十・ムチャぶりにも程がある(>_<)

烏のがらくた箱

2014.06.20 (Fri)

 基本的に『自分の趣味に関することは自分で解決する』をモットーにしているうちの夫婦ですが、とうとうそれが破られました(>_...全文を読む

烏のまかない処~其の百五十六・旦那の実家からの届きもの

烏のまかない処

2014.06.19 (Thu)

 お中元のこの時期になると、新潟の旦那の実家から夏野菜が大量に届きます(*^_^*)そして今年も例外なくたくさんのトマトにきゅうり、そしてお米などが届いたのですが、今年に限って何故か大量のジャガイモが・・・(@@;)まぁジャガイモは旦那の好物なのでいくらあっても問題無いのですが、今までここまで大量のジャガイモを送ってもらったことも、帰省の際に持たされたことも無かったのでちょっとびっくりしております。一体向こうに...全文を読む

父子日和・其の参~天保六年六月の空梅雨

乙未・春夏の章

2014.06.18 (Wed)

  恭四郎の実家を訪問するこの日も江戸の空はあっけらかんと青く、雲ひとつ浮かんでいない晴天だった。紋付袴を身につけ緊張の面持ちの恭四郎と、幾田に見立ててもらった花浅葱の小袖を身につけた澪は一人息子の恭太と共に番町にある恭四郎の実家・渡瀬家へと向かっていた。「ねぇ、おまえさん。着物を汚しちゃいけないのは解りますけど、いい加減駕籠から下りたほうがいいんじゃありませんか?恭太を抱いていても番町までならここ...全文を読む

烏のおぼえ書き~其の五十・富士塚

烏のおぼえ書き

2014.06.17 (Tue)

 あと2週間もすると富士山の山開きですが(今年は山梨県側(吉田口)7/1(火)~9/14(日)静岡県側(富士宮口・須走口)7/10(木)-9/10(水)らしいです)旧暦で過ごしていた江戸時代の富士山山開きは6月1日だったそうです。特に浅間信仰(木之花咲耶姫を祀った浅間神社に対する信仰・富士山がご神体)が盛んだった江戸時代、各地で富士講なる結社が組織されるほと富士山への熱い思いが滾っていたとか(^_^;)毎年6月1日になると菅...全文を読む

拍手お返事&オリジナルかボカロ小説かで迷っているネタ

拍手お返事&おまけ

2014.06.17 (Tue)

 先日本屋をうろついていましたらこんな本を見かけ、気がついたら購入しておりました(おいっ)まだ『積ん読』状態ではあるのですがいつかネタに使えそうだな、と・・・(^_^;)瞽女うた (岩波新書)(2014/05/21)ジェラルド・グローマー商品詳細を見るWikipediaによると瞽女(ごぜ)とは『盲御前(めくらごぜん)」という敬称に由来する女性の盲人芸能者。近世までにはほぼ全国的に活躍し、20世紀には新潟県を中心に北陸地方などを転々...全文を読む

ボカロ小説・枝ノ護人~朱雀の章・6

枝ノ護人

2014.06.16 (Mon)

  この場に留まるか、それとも妹達の許へ旅立つか――――――水鏡から海斗の屋敷へ帰ってくるなり、鳴鼓は青い几帳を張り巡らせた中に閉じこもってしまった。その中に声をかけることも出来ず、海斗は几帳の外に所在なげに座り込む。「お兄ちゃん、一体どうしたの?」 海斗達の帰宅を侍女から聞いて、東対からやってきた未来が開口一番海斗に尋ねた。「まさか鳴鼓と喧嘩でも?龍脈もすごく荒れているし・・・・・・」 海斗の背後に立て...全文を読む

拍手お返事&背負っているものが違うしなぁ・・・(-_-;)

拍手お返事&おまけ

2014.06.16 (Mon)

 昨日のW杯日本代表初戦、本当に惜敗でしたよね~(;_;)折角テストマッチでの『先制点を取られないようにする!』という課題を克服出来たと思ったのに・・・逆転されちゃ意味無いじゃんorzしかし冷静に考えれば日本はグループ内でFIFAランキング最下位、そもそも40位代後半でW杯本戦出場しただけでもすごいことなんですよね~(^_^;)うん、勝ってほしいという気持ちはあるけど多少は冷静にならないとね。それに、コートジボワールと日...全文を読む

砂漠の星の物語~ウツロブネ・プロジェクト3

砂漠の星の物語 Page2

2014.06.15 (Sun)

 ジェシカからのメールが上原の古ぼけたスマホに着信したのは、カレンとの会話から1時間ほど経過した後だった。「何々・・・『例のプロジェクトにプロキシマのDNAも組み込んでくれれば政府がスポンサーになってくれる』だと?ジェシカの奴、きちんと説明したんだろうな?」画面に呟きながら上原はジェシカのメールに返信をする。すると今度はメールではなく電話がかかってきた。『ハーイ、薫。さっきの件だけど、勿論プロキシマ政府...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第六章 第二十三話 孝明天皇崩御・其の参

夏虫・第六章

2014.06.14 (Sat)

  ひどい発熱の、一旦解熱を見た孝明天皇だったが、二十五日になり症状は急変した。既に頭部、顔面を中心に皮膚色よりやや白めの豆粒状の丘疹が生じ、全身に広がっていたのだが、それがのどの奥――――――いわゆる呼吸器・消化器などの内臓にも広がってしまっていたのだ。 痘瘡によって肺に損傷を受けた天皇はひどい痰を吐くようになり、呼吸困難の状況に陥った。このままでは重篤な呼吸不全に陥ってしまうと伊良子光順他担当医達が体...全文を読む

烏のがらくた箱~その二百十九・中年になると眼精疲労も目薬なしじゃ治らないんです(/_;)

烏のがらくた箱

2014.06.13 (Fri)

 アレルギー持ち&ドライアイのくせして『目薬』が少々・・・いや、かなり苦手だったりします。というか、市販薬によくある『清涼感』てやつが苦手なんですよねぇ(>_...全文を読む

烏のまかない処~其の百五十五・W杯TV観戦のお供

烏のまかない処

2014.06.12 (Thu)

 4年に一度のサッカーW杯、とうとう明日から開幕ですね(*^_^*)日本代表の試合は勿論、日本審判団がジャッジする開幕戦も密かに楽しみだったりします♪そんなW杯、いつもならお酒を飲みつつ上の画像のような新作おつまみなどをつまみながら観戦しているのですが、今回は時差の関係で早朝からの試合が多いという・・・さすがに午前中からアルコールを入れるのはねぇ(^_^;)なので今回はお茶かジュース、またはノンアルコール飲料でも飲...全文を読む

拍手お返事&巣から落ちたカラスの仔(>_<)

拍手お返事&おまけ

2014.06.11 (Wed)

 この時期、カラスの繁殖期らしく近所のバスターミナルを取り囲む並木にも巣が作られました。今の場所に住み始めてからかれこれ10年になるのですが、人通りどころか車通りもかなり多いバスターミナル近くに巣を作ったのは初めてかも。で、巣ができれば大抵雛も生まれるわけでして・・・バスターミナル近くの巣にも雛が一匹生まれました。ただ、この雛がまぁやかましいというか落ち着きが無いというか(^_^;)木の下を誰かが通ればガァ...全文を読む

父子日和・其の貳~天保六年六月の空梅雨(★)

乙未・春夏の章

2014.06.11 (Wed)

  梅雨時にしては爽やかな夜風が九尺二間の長屋を吹き抜ける。その清涼な空気を艶かしい熱に染めるのは、押し殺した澪の嬌声といつにも増して執拗な恭四郎の愛撫だった。 恭太が生まれてからというもの、恭四郎はいとしい我が子が起きぬよう、そして乳飲み子を育てている澪に負担をかけぬよう比較的あっさり情事を済ませていた。だが、長兄・恭一郎が訪ねてきたこの日ばかりは普段とは一変、まるで別人のように澪を貪った。「お、...全文を読む

烏のおぼえ書き~其の四十九・猪牙舟

烏のおぼえ書き

2014.06.10 (Tue)

 基本的に徒歩or牛馬が陸上の移動・輸送手段だった江戸時代、その中でも特に早さを誇ったのが船です。大きいものでは軍艦の千代田形とか咸臨丸、菱垣廻船に樽廻船から小さいものでは猪牙舟まであらゆる船が存在しましたが、今回はその中で猪牙舟を紹介させていただきます。猪牙舟はその名が示すように、猪の牙の如く舳先が細長く尖った屋根なしの小さい舟の事を言います。長さが約30尺、幅4尺6寸と細長く、また船底をしぼってあるた...全文を読む

ボカロ小説・枝ノ護人~朱雀の章・5

枝ノ護人

2014.06.09 (Mon)

  海斗の屋敷の落ち着いた環境が良かったのか、それとも強引に奪った神便鬼毒酒の効能だろうか。立ち上がるのにはひと月かかると見込まれていた鳴鼓の脚の怪我は予想以上に早い回復を見せ、半月もする頃には添え木と杖の助けを借りて立ち上がれるまでになった。「やっぱり自分の脚で立ち上がるのは気分が良いわね」 杖を突きつつ部屋の中を嬉しそうに歩きまわる鳴鼓を、海斗は苦笑しつつ釘を刺す。「そりゃああれだけ神便鬼毒酒を...全文を読む

拍手お返事&ヲタクの病はやっぱり治らないらしい(-_-;)

拍手お返事&おまけ

2014.06.08 (Sun)

 昨日私が住んでいる県に大雨洪水警報が出ていたにも拘らず、うちのバカ旦那は豪雨の中打ちっぱなしに行きやがりました。目の手術後2日しか経過していないというのに・・・鉄ヲタでもありますがゴルフヲタでもあるうちの旦那、やっぱり馬鹿とヲタクにつける薬は無いのでしょうかorzまた、先日UPしたがらくた箱にて『ヲタクは一生治らない』的なことをぽつりと書かせていただきましたら、立て続けに友人3名から強い同意を頂いてしま...全文を読む

砂漠の星の物語~ウツロブネ・プロジェクト2

砂漠の星の物語 Page2

2014.06.08 (Sun)

 海王星第一惑星・トリトンにある海王星国際空港に到着した上原は、タクシーを捕まえそのままガイア大学のキャンパスへと向かった。そして到着するなり駆け足で人間遺伝子工学研究室へ飛込み、部屋の中にいた赤毛の美女に声をかける。「カレン、生殖細胞の遺伝子操作は上手く行っているか?」「Yes,Master。現在Y染色体ノくろまちん最終ちぇっくヲシテイルトコロデス」機械的なたどたどしい発音は、明らかに人間のものではない。そ...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第六章 第二十ニ話 孝明天皇崩御・其の貳

夏虫・第六章

2014.06.07 (Sat)

 ――――――もしかしたら主上は痘瘡を患ってしまったかも知れぬ 血の気の失せた唇で紡ぎだされた中川宮の一言に、近藤と沖田は愕然とした。「確か・・・・・・今上は種痘をお受けになってはおられませぬよね?」 京都や大阪では嘉永二年に江戸に先駆け『除痘館』という種痘所が日野鼎哉や緒方洪庵によって開かれていた。医者の子は勿論、大名の子息や庶民にも広まりを見せている種痘だが、頑迷な攘夷論者や外国嫌いの者達は西洋の技術...全文を読む

烏のがらくた箱~その二百十八・通院月間(^_^;)

烏のがらくた箱

2014.06.06 (Fri)

 昨日半年近くぶりに旦那の眼球注射の付き添いに行ってまいりました。どうやらイマイチ経過がよろしく無いようで(-_-;)本人曰く『それほど痛くはない』と言いますが、肉体的な痛さはなくても財布は痛いんです・・・手術1回実費で5万円飛んでいくし(T_T)今月は結婚してから14年、一度も買い替えていない旦那のスーツも購入しなければならないので色々頭は痛いところなんですが、何とか乗り切っていきたいと思います。(別に私が『買...全文を読む

拍手お返事&梅雨入り早っ!(追記あり)

拍手お返事&おまけ

2014.06.06 (Fri)

 関東地方だと大体6月10日前後に突入する梅雨入りですが、去年に引き続き今年も5日ほど早くなってしまいました。そう、去年に引き続き今年も梅雨に入る前にやろうとしていたカーテンの洗濯、しそこねたんですよ・・・(だから覚えている^^;)特に今回の梅雨前は真夏のような晴れが続いていただけにすっかり油断をしてしまいました(^_^;)仕方ないのでカーテンは梅雨明け、真夏だな(-_-;)どちらにしてもあまり外出には向かない...全文を読む

烏のまかない処~其の百五十四・福島銘菓

烏のまかない処

2014.06.05 (Thu)

 先週行きました福島旅行、その際『お土産は重くなるから』と後から送っていただいた福島銘菓たちです(*^_^*)先週のまかない処UPの直後にこれらの幸せ達がやってきたんですよ~(*´艸`*)ていうか『ままどおる』は催促してしまったようなものですが(^_^;)20年前郡山に校舎のある大学に進学した友人から『福島と言ったらままどおる!』との刷り込みが未だに残っているという(^_^;)ミルク味の餡が入った安定の味は時折無性に食べたくな...全文を読む

父子日和・其の壹~天保六年六月の空梅雨

乙未・春夏の章

2014.06.04 (Wed)

  飢饉というものはどこまで人間に追い打ちをかければ済むのだろうか――――――天保六年の梅雨はまさにその言葉がぴったりだった。本来なら恵みの雨が世の中を優しく包み込み、ひ弱な稲穂の成長を促してゆく筈なのに、今年は殆ど雨が降らないのだ。それどころか変に薄ら寒い日が続き、身体の弱い女子供、年寄りは未だ衣更えできず袷のままだ。 それは恭四郎の住んでいる八丁堀近くの長屋も同様で、喜んでいるのは雨だと仕事にならない...全文を読む

烏のおぼえ書き~其の四十八・富山絵

烏のおぼえ書き

2014.06.03 (Tue)

 先週『引札』について取り上げさせて頂きましたが、その中でも一番全国的に配布されたものでは?と思わせるもの、それが富山の薬売りが薬のおまけで配っていた『富山絵』です。一般的には、売薬版画の名称で知られていて、富山絵の他おまけ、絵紙などとも呼ばれていたとか。そもそも富山の薬売りの始まりは(あくまでも一説)富山藩二代藩主・前田正甫のプロモーションによるもののようです。資料によると元禄三年、江戸城内で腹痛...全文を読む

ボカロ小説・枝ノ護人~朱雀の章・4

枝ノ護人

2014.06.02 (Mon)

 (注・こちらの話はぬるいですけどR-18になります。こちらを読まなくても第三話→第五話への話はわかると思いますので性描写が苦手な方はご遠慮下さいませ) そこは黄泉比良坂への入り口であり、また人の世への抜け出す出口である。鳴鼓が迷い込み、海斗と出会った深い森の社、そこに海斗は現れた。 妖かしとはいえむしろ神に近い存在の海斗は時折自分が支配する領域を見まわり、異常がないか確認する。鳴鼓と出会った時もそんな...全文を読む

拍手お返事&198円の衝動買い

拍手お返事&おまけ

2014.06.02 (Mon)

 先週の木曜日夕飯の買い出しに近所のスーパーに出向いたのですが、いつもは置いていないものが鮮魚売り場にありました。それは生しらす!!!湘南地方に住んでいる私ですが、湘南の生しらすは全て網元さんかそこと直接提携している料理屋&魚屋でしか手に入れることはできません。つまりちょっと内陸に入ったスーパーなどではまず地物の生しらすなんて手に入らないはずなのです。それなのに何故生しらす・・・と思ってよくよく表示...全文を読む

砂漠の星の物語~ウツロブネ・プロジェクト1

砂漠の星の物語 Page2

2014.06.01 (Sun)

 「解っているのですか?この無謀な大戦が続いたら全人類が滅亡するのですよ!」太陽系連盟の重鎮たちを前に上原薫は声を荒らげた。第三次太陽大戦により人類は戦前の五分の一まで減少し、連盟本部も地球からガニメデに本部を移すことを余儀なくされている。人類滅亡の危機をどう脱却するか―――その改善策を太陽系連盟臨時総会の場で話し合っているのだが、各国の思惑がぶつかり合い打開策がなかなか見つからない。そんな中、人間遺...全文を読む

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乾小路烏魅

Author:乾小路烏魅
幕末~明治を中心とした歴史小説ブログです。
ひと時の時間旅行、ご堪能くださいませv
角川twitter小説大賞優秀賞受賞

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