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【  2012年08月  】 

葉隠の志~佐賀の役・其の参

葵と杏葉後日譚・葉隠の志

2012.08.31 (Fri)

  聞き続けていると眠たくなるような、穏やかな波の音が遠くから聞こえてくる。ようやく春の気配を纏い始めた長崎に、三条実美の命を受けやってきた島義勇は江藤新平と会談を行なっていた。「何と、御方様・・・・・・国母様まで佐賀に入られておられるのか!」 佐賀の事情をかいつまんで話す江藤の言葉に、島は愕然とし青ざめる。「それだけではない。かなりの資金援助・・・・・・大殿から引き継いだ財産の、ほぼ全ての提供を受...全文を読む

烏のまかない処~其の六十三・切子のグラス

烏のまかない処

2012.08.29 (Wed)

 あんまり秋は感じませんが少しは涼し気なものを、ということで今回は切子のグラスを取り上げました^^ちなみにこれは独身時代、旦那が私の誕生日プレゼントに送ってくれたものです。昔はちゃ~んと誕生日を覚えていてくれていたのに・・・・・(今年はすっかり忘れ去られていた。ま、私も忘れることがあるから似たもの同士なんですけど^^;)閑話休題、普通こういった切子の小さなグラスってお客様が来た時などに使うと思います...全文を読む

猫絵師・国芳 其の弐拾壹・荷宝蔵壁のむだ書

猫絵師・国芳

2012.08.28 (Tue)

 長かった天保の大飢饉が終わりを告げ、ここ数年では一番の豊作だったにも拘わらず江戸の街は活気に欠け、どんよりとした重苦しい空気が漂っていた。何故ならば水野忠邦が出した天保の改革により、華美な祭礼や贅沢・奢侈は悉く禁止されてしまったからである。歌舞伎や遊郭は勿論、それらを描いて糊口をしのいでいる国芳達にもそのとばっちりは及んでいた。稼ぎが見込める役者絵や特定の人物を描いた美人画が禁じられてしまった為、...全文を読む

拍手お返事&72の季節

拍手お返事&おまけ

2012.08.27 (Mon)

 もうじき愛用している『ほぼ日手帳』の発売日が近づいていることもあり、『今年はどのカバーにしようかな~♪』と『ほぼ日イトイ新聞』様のサイトを物色していたら面白いものにぶち当たりました^^『くらしのこよみ~七十二の季節と旬を楽しむ歳時記』二十四節気をさらに3つずつに分けた七十二の季節(七十二候)についてあずま女さんと京おとこさんがゆる~くお喋りしているコーナーなのですが、これがなかなかおもしろい^^育っ...全文を読む

火消しのユウト 酔鯨と劣等生スナイパー3

火消しのユウト Page3

2012.08.26 (Sun)

 五次元空間では目視の距離感ほど信用出来ないものはない。かなり遠くにあると思った物体が実は目の前にあったり、上にあると思って上昇したものの実は下にあったりと様々だ。頼りになるのはHOPCの解析だけで、無論ユウトもサクラの解析を頼りに操縦している。「Master、縦57°27左へ。そこからさらに上方79°44へ移動してください。右に見えるのは残像です。」サクラの指示通りユウトは右手に空母型コンピュータを見ながら左へ舵を切...全文を読む

烏のがらくた箱~その百二十・真夏の夜の大惨事・冷凍庫がぁ(*´Д`)

烏のがらくた箱

2012.08.25 (Sat)

 ここ最近暑い日が続きますが、こんな日、冷凍庫の扉が一晩中開いていたらどうなると思われますか?実は先日我が家でそういった事件がございまして・・・・・旦那が冷凍庫の扉を閉め忘れていることに気が付かず、一晩中中途半端に扉(引き出し)が開いていておりました(T_T)どうやら力の限りばしん!と閉めてその反動で開いてしまったようで・・・・・勿論ご想像のように冷凍庫の中身はとんでもないことになってしまいました(><...全文を読む

葉隠の志~佐賀の役・其の貳

葵と杏葉後日譚・葉隠の志

2012.08.24 (Fri)

  梅の花が漂う佐賀城・三の丸。質実剛健を好み、すっきりした趣の佐賀城には早春の花の香がよく似合う。紅梅が挿された伊万里焼の一輪挿しを横目で見ながら、佐賀県大属・西義質は言いづらそうに目の前の人物に提案をしていた。「あの、御方様・・・・・・やはり江戸、もとい東京に戻られたほうが宜しいのではございませんか?いつ何時危険が及ぶか解りませぬし、男所帯では何かと不便をお掛けすると思いますし」 困惑気味の表情...全文を読む

烏のまかない処~其の六十二・お供え素麺

烏のまかない処

2012.08.22 (Wed)

 先日『新潟ではお盆に素麺を供える』という話を書かせていただきましたが、その後それについてちょっと調べてみました。そうしたらなかなかおもしろい記事に巡りあいまして(*^_^*)どうやら『お盆に素麺』というのは新潟限定では無さそうで精霊棚のお供えや、お飾り物(ご先祖の乗り物の牛・馬の手綱とするとこもろあるとのこと)、さらにそ麺の長さに事寄せて祖霊とのご縁が長く続くようにという願いが込められているらしいので...全文を読む

八朔の嵐・其の参~天保四年八月の秘め事

癸巳・秋冬の章

2012.08.21 (Tue)

 ちゅんちゅんと元気の良い雀の声がどこからか聞こえてくる。雀が鳴いているくらいだから天気は良いのだろうな、と胸に寄り添う寿江を抱きしめながら為右衛門は思った。それよりもいったい今は何刻なのだろうか--------眠たさで瞼は開かないものの、ふと気になりだす。その時であった。「・・・・・にうえ!兄上、無事ですか!」 心地良いまどろみが不意に弟の声で破られる。耳に飛び込んできた切羽詰まったその声に為右衛門は思わ...全文を読む

火消しのユウト 酔鯨と劣等生スナイパー2

火消しのユウト Page3

2012.08.19 (Sun)

 アレクがトリガースウィッチを叩いた瞬間、空母型マザーコンピュータは装甲の弱い部分を貫かれ、破壊されるはずであった。だが、ユウトやアレクのそんな予想に反して空母は破壊されず、それどころかアレクが放ったレーザー砲は途中消滅してしまったのである。「い・・・いったい何が起こったんだ?」トリガースウィッチに指をかけたままアレクが素っ頓狂な声を上げる。「少なくともお前が放ったレーザー砲は全く役に立たなかった、...全文を読む

烏のがらくた箱~その百十九・函館旅行決定しましたヾ(*´∀`*)ノ

烏のがらくた箱

2012.08.18 (Sat)

 以前ちょこっと話していた函館旅行、決定になりました\(^o^)/しかも行きは寝台特急『カシオペア』で・・・確実に『テツ』好みのスケジュールです(^_^;)しかも向こうで一緒に行動するのは初日だけ(爆)二日目、三日目は旦那がゴルフ三昧ですので、その間私は単独行動で江差&函館観光をすることになりましたvええ、どうせ行くなら復元された『開陽丸』も見たいじゃないですか~(*^_^*)当時の西洋式軍艦(復元)を見る機会なん...全文を読む

拍手お返事&新作で扱っている時代と現代が重なって思える・・・((+_+))

拍手お返事&おまけ

2012.08.18 (Sat)

 昨晩、前々から予告していた葵と杏葉の後日譚に当たる『葉隠の志』をようやくUPすることが出来ましたv時代的にはようやく国内の混乱が落ち着き始め、これから外交にも力を入れていくぞ!っていう明治6年~7年なのですが・・・・・国際情勢があまりにも現代と被りすぎる、というかたぶんこの時代からずるずると問題を引きずっているんじゃないかと思えるくらい同じ問題で悩んでいる政府首脳に苦笑してしまいました。特にお隣の国...全文を読む

葉隠の志~佐賀の役・其の壹

葵と杏葉後日譚・葉隠の志

2012.08.17 (Fri)

  新暦に変わってはや二年、未だに副島種臣は新暦の季節感が掴めずにいた。窓から見える銀座の街は寒々しく、人々も綿入れやコォトを固く身にまとい、背中を丸めて歩いている。梅の花さえ蕾は固く、まだまだ見頃はやってきそうにない。「板垣君、何故政府は暦を西洋暦に変えてしまったんだろう。頭の中ではもうすぐ仲春なのにこんなに寒いなんて」 副島は肩を竦めながら、丁度部屋に入ってきた板垣退助に語りかける。「それは仕方...全文を読む

烏のまかない処~其の六十一・茶豆大福

烏のまかない処

2012.08.15 (Wed)

 今回、狙っていた栃尾の油揚げは購入することが出来ず、その代わりと言ってはなんですが黒埼茶豆の餡が入った『茶豆大福』をGETしてきましたvちなみにこれは『新潟ふるさと村』限定商品です(^o^)画像だとちょっと大きさが判りづらいのですが、女性の口でも一口で食べることができるほどの小ささですかねぇ。ほんのりと茶豆餡の緑が透けて見えるなかなか美しい大福です(大きさからすると大福と言うよりはお団子とかミニまんじゅう...全文を読む

拍手お返事&やっぱり自宅が一番(^◇^)

拍手お返事&おまけ

2012.08.15 (Wed)

 昨日、旦那の実家からようやく自宅へ帰って参りました♪とは言っても父の通院があったんですけどね(^_^;)結局双方の実家に寄った私ですが、やっぱり自宅が一番気楽ですv『自分の実家が落ち着く~♪』とおっしゃる既婚者も多いかもしれませんが、やっぱり『完全自由』の自宅にはかないませんよvネットし放題ですし食事も自分好みのものでいいですし、シャワーとかも自分の好きな時間に好きなだけ入れますし・・・・・旦那の親でも自...全文を読む

八朔の嵐・其の貳~天保四年八月の秘め事(★)

癸巳・秋冬の章

2012.08.14 (Tue)

 八朔の嵐が荒れ狂う騒音は耳をつんざき、人々は嵐が過ぎ去るのを息を潜めて待っている。だがそんな中にも例外というものはあり、芝にある備中新見藩の藩邸の一角では艶かしく交わる男と女の息遣いが満ちていた。「寿江・・・・・今日は特に色っぽく啼くな。ますます声を上げさせたくなるじゃないか。」 耳朶をくすぐる為右衛門の低く、甘い声が寿江の身体を痺れさせる。寿江は思わず裾を捲り上げた為右衛門の手に己の手を重ね合わ...全文を読む

烏のがらくた箱~スマホから初投稿(^^)v

烏のがらくた箱

2012.08.13 (Mon)

 旦那の実家にいるにも拘わらず、慣れないスマホ入力&投稿に挑戦している乾小路ですf(^_^;そもそも私からネットを取り上げたら死んじゃう(^o^)一応嫁としても頑張っておりますが、たまには繋がらないとやってられません(^-^; ところで皆様の地域ではお盆の初日、仏壇にお供えするものって決まっていますか?実はこちらでは必ず素麺をお供えするのです。何故なのかはお義母さんも解らないとのことなのですが、江戸時代の催事風俗を...全文を読む

火消しのユウト 酔鯨と劣等生スナイパー1

火消しのユウト Page3

2012.08.12 (Sun)

 五次元特有の違和感を感じながらユウトは『ケイロン』のコントロールをし続ける。その動きは宇宙船と言うよりは海中を自由に泳ぎまわるイルカかシャチのように滑らかだ。「アレク、近づけるのはここが限度だ。これ以上近づけば確実にやられちまう。」人間の目では歪んで見える五次元空間では距離感を掴むのが難しい。そこをサクラが演算し距離を割り出すのだが、それでも不安定な五次元空間内ではほんのちょっとのミスが追突事故を...全文を読む

烏のがらくた箱~その百十八・納得いかない朝ごはん

烏のがらくた箱

2012.08.11 (Sat)

 帰省時の混雑を避ける為だいたい朝5時過ぎには旦那の実家がある新潟へ向けて出発する私達は、朝食をSAで取ります。さすがに朝5時に胃袋は動かない(^_^;)で、今時のSAと言ったらグルメの宝庫じゃないですか(^q^)私としては年に2度しか訪れることがないSAでちょっと変わった朝食を取りたいな~と思うのですが、旦那はそうじゃないんですよね~。必ず朝食用のパンを持たせるんですが、パンだって焼きたてのがSAにはあるっていうのに・...全文を読む

烏のがらくた箱番外・人生Lv.41&帰省中のコメントお返事について

烏のがらくた箱

2012.08.10 (Fri)

 おかげさまで本日を持って人生Lv.41(しょこたん風・笑)を迎えました♪いにしえの云われでは『不惑』と表現される世代に突入し一年経過しましたが・・・・・全く『不惑』じゃない(爆)!自分の欲望以外この年になっても惑うことばかりですね。自分の目標に向かって日々精進を重ねている10歳、20歳年下のオリンピック選手たちを見るにつけ恥ずかしくなってしまいます(^_^;)彼ら、彼女らの1/100でも迷いなく自分の設定した目標に突...全文を読む

烏のまかない処~其の六十・帰省土産

烏のまかない処

2012.08.08 (Wed)

 帰省土産、特に配偶者の両親や親戚に買う帰省土産というものは頭を悩まします。゚(゚´Д`゚)゚。自分の家族や親戚ならそれとなく好みがわかるのでお土産も選びやすいのですが、やはり旦那の家族となるとそうはいかず・・・特に旦那の両親は二人共食が細いので特に悩むのです。まだ義母の実家(そちらの伯父伯母にも挨拶はするのです^^;)の方が選びやすいかも・・・。義母の実家はお客様が多いお家なので『日持ちがして一人分ずつ出す...全文を読む

八朔の嵐・其の壹~天保四年八月の秘め事

癸巳・秋冬の章

2012.08.07 (Tue)

  本来秋は実りの季節であるが、そう口に出すには今年の収穫はあまりにも惨憺たる状況であった。特に陸奥を中心に被害を及ぼしている飢饉は五十年前に起こった天明の大飢饉の再来だと巷では騒がれている。 それゆえせめて『田の実の節句』--------すなわち八朔の行事くらいは盛大に行なって飢饉を吹き飛ばそうと先月から江戸城は息巻いていたが、当日になって天候が悪化し、文字通り『雲行き』が怪しくなってきた。「旦那様、本当...全文を読む

拍手お返事&オリンピック、観客の方がルールに詳しい気がする(^_^;)

拍手お返事&おまけ

2012.08.06 (Mon)

 オリンピックが開催されて一週間が経過し、色んな競技の結果もちらほらと出てきております。報道では『メダル』ばかりが取り上げられてしまいますが、この大舞台で事故新記録を出した、って選手もいらっしゃいますし、もう少しそういった点を取り上げてくれればいいのに・・・と思ってしまいます。たぶん下調べがかったるいって面倒臭がっているんだろうと思うんですけど(爆)また、今回のオリンピックでは不可解な判定が問題にな...全文を読む

火消しのユウト 飛切と予想外の戦い4

火消しのユウト Page2

2012.08.05 (Sun)

 情報局のF-1レーサー--------それはどちらかと言えばあまり褒められないユウトの二つ名である。まだ情報局に務めていた当時、ターゲットの追跡のため情報局の車を改造、運転技術も磨きまくりおまけにとことんしつこい性格も相まって『追跡率100%』を誇っていた。ただその為に事故率も高く、相手が大怪我をすることも少なくなかった。一般人用の柔構造ジェルの乗用車に乗っているにもかかわらず、である。情報局では困りモノのユウ...全文を読む

烏のがらくた箱~その百十七・5年ぶりの免許更新(^o^)

烏のがらくた箱

2012.08.04 (Sat)

 先日5年ぶりに免許の更新に行って来ましたv一応優良運転手と言う名のペーパードライバーなので更新が5年に1回でいいのがありがたい^^しかし、私が免許を更新する警察署の講習場所がねぇ・・・入り口の真正面をパーテーションで区切っただけのスペースにベンチを置いただけ、つまり他の用事で警察署にいらした方々にも丸見えの場所でビデオ講習を行わなければならないんです(^_^;)衆人観衆の目に晒されながらの講習はちょっとし...全文を読む

伊太利亜にやってきた天使~直大の恋~葵と杏葉・外伝

葵と杏葉・外伝

2012.08.03 (Fri)

  西に傾きかけた太陽が美しい石畳を照らしている。日本とは異質の美しさを湛えている伊太利亜の街並みを車窓から見つめながら、駐伊太利亜王国特命全権公使・鍋島直大は目の前に座っている秘書官に呟いた。「久能君・・・・・やはり交渉ごとは難しいな」 細面の端正な横顔には疲労が滲んでいる。馬車の中とはいえ、普段一切愚痴を零さない直大にしては極めて珍しいことだ。そんな直大の言葉に対し久能も思わず頷いてしまった。「...全文を読む

烏のまかない処~其の五十九・麦茶

烏のまかない処

2012.08.01 (Wed)

 日本の夏といえばこれでしょう^^ミネラルを豊富に含んだ麦茶ですvそれにしても誰が麦を焙煎してお茶として飲もう(しかも夏)って考えたんでしょうか?これほど夏向きの飲料は無いっていうくらい優秀な飲み物ですからねぇv我が家では夏は勿論、カフェインレスなのを良いことに通年を通して愛飲しております(^◇^)ただ・・・・・どうやら我が家の麦茶は他所の麦茶よりだいぶ濃いらしい(^_^;)それを薄々感じたのは中学校の部...全文を読む

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乾小路烏魅

Author:乾小路烏魅
幕末~明治を中心とした歴史小説ブログです。
ひと時の時間旅行、ご堪能くださいませv
角川twitter小説大賞優秀賞受賞

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