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【  2010年06月  】 

葵と杏葉藩主編 第二十話 硝子玉と四位少将・其の貳

葵と杏葉・藩主編

2010.06.30 (Wed)

  天保四年十一月の佐賀藩参勤は何かと大変であった。早く進まねばならないにも拘わらず、茂義から預かった厄介な荷物――――――武雄の野草が入った硝子箱を割らぬようにするためあまり早く進むことができないのである。 何があっても割れないように下半分を真綿でぐるぐる巻きにし、かといって日差しを遮っては中の山野草が枯れてしまうので上半分はむき出しの輿に乗せ、しずしずと歩いて行く。例えは悪いが斉正の初就封より遙かに丁...全文を読む

拍手お返事&ご苦労様でしたサッカー日本代表v

拍手お返事&おまけ

2010.06.30 (Wed)

 昨晩の試合、本当に惜しかったですね~。私自身前後半はTVで、延長戦の前半はネット速報でチェックしていたんですが、いつの間にか寝落ち(爆)。はっと気がつきPCモニターをみたらPK戦5-3で負けたとの結果が暗闇にくっきりと・・・・・・。延長戦まで粘っただけに残念です。PK戦じゃあねぇ・・・あれは運によるところも多分にありますし、120分一生懸命戦ったあと満身創痍で打つわけですから、誰が外してもおかしくないじゃな...全文を読む

拍手お返事&キャラクター作り

拍手お返事&おまけ

2010.06.28 (Mon)

 マウスが壊れてからノートPCのフラットポイントの使用を強要されております。さすがに今までマウスでやっていたようにフラットポイントを使うのはだるいのでショートカットキーを使うようにしているのですが・・・・・これがなかなか覚えられない(爆)。しょっちゅう使っていればそのうち覚えるのでしょうけど、なまじフラットポイントがあるだけにそっちを使ってしまって(苦笑)。できるだけショートカットを使うように頑張りま...全文を読む

烏のがらくた箱~その二十二・道具の買い時

烏のがらくた箱

2010.06.27 (Sun)

 ノートPCの外付けマウスが壊れてしまったようです。『ようです』というのは不具合が発生するのがブラウザだけという中途半端なトラブルだから(笑)。他のアプリではきちんと作動するんですけど、IEでもGoogle clomeでもスクロールバーが下がりきったきり上に上がらないのです。マウスを外すと問題無く作動するんですけど・・・・なのでただいま外付けを取り外し、フラットポイントでの作業を強いられております。慣れればキーボー...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第一章 第二十話 大阪の乱闘・其の肆

夏虫・第一章

2010.06.25 (Fri)

 すっかり日が暮れてしまった田舎道を、佐々木はあぐりとの逢瀬の余韻を引きずりながら壬生へ向かっていた。あぐりのものなのだろうか、微かな移り香が佐々木の肌に纏わり付いている様な気がする。名字帯刀を許された家の娘が付けるのに相応しい、柔らかく甘い香りが佐々木の心まで絡め取るようだ。その名残を振り払うように佐々木はぱちん、と両手で己の頬を叩いた。(・・・・・土方副長が留守で良かった。) 廓遊びに長け、勘の...全文を読む

葵と杏葉藩主編 第十九話 硝子玉と四位少将 其の壹

葵と杏葉・藩主編

2010.06.23 (Wed)

  阿蘭陀人士官と間宮林蔵一行がやってきて瞬く間に三ヶ月が過ぎ去っていった。蒸し暑かった武雄にも秋の気配が濃くなり、後の月見の準備に皆が慌ただしく動き回っていた時、間宮林蔵がふらりと茂義の前に現われた。他所者であるはずなのに周囲と完全に同化し、本人がわざわざ表に現われなければつい忘れてしまうほど存在感のない男である。「間宮殿、本日は一体何の御用で?」 本藩保守派に何か問題があるのか――――――茂義は間宮の...全文を読む

明治美味草紙 其の漆・あいすくりん(アーネスト・サトウ&兼)

明治美味草紙

2010.06.20 (Sun)

 アーネスト・サトウが日本に帰って来たのは九年ぶりであった。文久二年から明治十六年まで約二十年間日本にいたが、駐在大使としての仕事の為、一時期日本を離れなくてはならなかったのである。 明治十七年から三年間はシャム駐在総領事代理、明治二十二年から四年間はウルグアイ駐在領事、さらに明治二十六年から二年間はモロッコ駐在領事という職を経てキャリアを積み上げていったのだが、その間の仕事は日本にいた時と比べ味気...全文を読む

拍手お返事&今夜が楽しみオランダ戦v

拍手お返事&おまけ

2010.06.19 (Sat)

 奥州には『サッカーウィドー』(サッカー未亡人)なる言葉があるそうです。旦那さんがサッカーに夢中になって奥さんを構ってくれないという・・・・・。それに対して我家は旦那が寝入ってしまった後もネット中継でカメルーン戦を追っかけ、結局1時過ぎまで起きていたのは妻の私の方(爆)。むしろ旦那の方が『サッカーやもめ』の状態なのかも知れません。特に今大会は決勝トーナメントに合わせて調整している強豪国がことごとく勝...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第一章 第十九話 大阪の乱闘・其の参

夏虫・第一章

2010.06.18 (Fri)

 「遅い!遅すぎる!」 前川邸にある副長室で、土方は苛々と室内を歩き回っていた。京都の探索組のことではない、本当ならすでに帰ってきている筈の下阪組に対しての文句である。 六月五日には下阪した者達は帰ってくるはずだった。しかし帰営予定日に近藤から『浪士だけでなく少々やっかいな問題が起きた。』とだけしたためられた手紙が来たきり、二日経っても三日経っても帰ってくる様子がない。やきもきしている土方の元によう...全文を読む

葵と杏葉藩主編 第十八話 茂義蟄居・其の参

葵と杏葉・藩主編

2010.06.16 (Wed)

  茂義が統治する武雄領は長崎と隣接しており、佐賀城下を通過せずに長崎とのやり取りができる。その気になれば保守派の目をかいくぐり茂義本人が長崎に出向くことも不可能ではないのだ。そして茂義が武雄に引きこもってから半年が過ぎた天保四年の六月、阿蘭陀船の長崎入港に合わせて茂義は長崎にやってきた。蟄居中であるにも拘わらず、平然と長崎に出向く剛胆さがが茂義らしいと言えば言えるだろう。 茂義は一旦長崎の武雄藩邸...全文を読む

横浜慕情 白蛇の恋・其の肆

横浜慕情~虔三郎と結衣

2010.06.15 (Tue)

 それまで和やかだった部屋は瞬時に緊張に包まれた。「り・・・・龍太郎兄さん・・・・・。」 しばしの沈黙の後、虔三郎が呻くように声を絞り出す。三人の視線の先に立っているのは明豊堂の主人、滝沢龍太郎その人であった。僅かに白髪が交じった髪と目の色以外、虔三郎とよく似ているその男は、厳しい表情のまま部屋に入ってくる。「だ・・・・・旦那様、騒ぎ立ててしまって誠に申し訳ございません。」 微かに怯えを含んだお栄の...全文を読む

烏のがらくた箱~その二十一・サッカー&はやぶさ、頑張ったぞニッポンv

烏のがらくた箱

2010.06.15 (Tue)

 ニッポン、カメルーンに勝っちゃいましたね。個々の能力は今までの中で最高でもチームとしてのまとまりが・・・・・と、正直思っていたチームの勝利だけにびっくりしております。昨日はTVが見れず(旦那がリビングを独占して寝ちゃうので)ネット中継で試合を追っていたのですが、『そろそろ寝ようか。』と思った瞬間本田がゴールを決めちゃって(笑)。この後どうやって寝ろって言うんですか!PCの電源を切っても試合が気になって...全文を読む

烏のがらくた箱~その二十・お気に入りのお菓子

烏のがらくた箱

2010.06.13 (Sun)

 間食に目のない私ですが、ここ最近特にはまっているおせんべいがあります。それがこちらvえびカリです。ブログにくっついているアマゾン商品検索で見つからなかったので岩塚製菓のHPに直接リンクさせていただきましたが、開いた途端いきなり大画面ででてきますのでびっくりしないでくださいませね。このえびカリ、北海道土産『カリカリまだある?』で有名な『YOSHIMI』とのコラボ商品で、『YOSHIMI』オリジナルのガラムマサラを配...全文を読む

拍手お返事&ワールドカップの時に考えさせられること

拍手お返事&おまけ

2010.06.12 (Sat)

 昨日から四年に一度のワールドカップが始まりましたねvアフリカ大陸で初めての開催ということで地元はかなり盛り上がっているようですね。アジア勢では早速韓国がギリシャから勝ち点3を取ったようで嬉しい限りです。日本もこれくらい強ければもっとワールドカップを楽しめるのでしょうけど・・・・・個人の技術があがるのと反比例してチームとしてのまとまりというか機能が低下している気がするのは私の気のせいでしょうか。あま...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第一章 第十八話 大阪の乱闘・其の貳

夏虫・第一章

2010.06.11 (Fri)

 近藤が夕闇にくれる中奉行所へ向かっていたその頃、早舟三十石に乗って京都に向かっていた土方はようやく伏見へ到着した。湿気を含んだ、むっとする空気が土方を包み、じっとりとした汗が首筋に滲む。早船から下りた旅人達は、近くの船宿に引っ張り込まれたり辻駕籠を拾って京都へ向かうものなど思い思いの方へ向かってゆく。すでに日も沈み紅色だった空も藍色に染まりつつ中、土方としても一刻も早く壬生の屯所に戻りたいがこうい...全文を読む

拍手お返事&お天気お姉さん

拍手お返事&おまけ

2010.06.10 (Thu)

 某アイドルグループの総選挙、意外な大逆転でしたね~。あっちゃんの悔しさ&重圧からの解放から解放された安堵が混じったスピーチが印象的でした。若いながら前回の選挙から重たいものを背負ってたんだな~としみじみ思っちゃいましたよ。そして個人的に好きな柏木由紀ちゃんは8位でした。この子がやっている気象情報コーナーが好きなんですよ~。聞くのは(介護の時、父親が見ているTVから流れてくるもので・笑)週1,2度なんで...全文を読む

葵と杏葉藩主編 第十七話 茂義蟄居・其の貳

葵と杏葉・藩主編

2010.06.09 (Wed)

  前藩主・斉直から『御叱捨』――――――十二日間の謹慎及び請役罷免の処分を受けた茂義は、佐賀城下の武雄屋敷にいた側室らも引き連れ、武雄領へと引きこもった。否、斉直の手から逃げたといった方が良いだろう。 本来なら江戸城下に妻子を居住させる大名の如く佐賀城下に世嗣を置いておかなくてはならない。しかし、事情が事情なだけに茂義の家族に危害が及ぶのを危惧した斉正が特例を認めたのである。「どこでどういう繋がりがある...全文を読む

横浜慕情 白蛇の恋・其の参

横浜慕情~虔三郎と結衣

2010.06.08 (Tue)

 障子越しに差し込む月明かりの下、男と女の荒い息づかいだけが部屋に響く。虔三郎と結衣は情事が終わっても離れようとはせず、互いの身体に腕を回し固く抱き合っていた。ひんやりとしてきた夜の空気の中、人肌のぬくもりと重なり合う二人の鼓動がやけに心地よい。「結衣・・・・・。」 結衣の乱れた髪に指を差し入れながら、虔三郎は甘く囁きかけた。その暖かさを含んだ声に結衣は反応し、潤んだ瞳で虔三郎の顔をじっと見つめる。...全文を読む

拍手お返事&昔の着物

拍手お返事&おまけ

2010.06.07 (Mon)

 こういう歴史小説を書いていて結構困るのがファッションです。おおまかな流れが載っている資料はあるのですが、具体的な写真とかとなると数がどうしても少なくなってしまう(笑)。そもそも貴重品だった着物はぼろぼろになるまで使われてしまうだけあって現物が残っていないんですよね~。そんな中、明治十年代あたりを舞台にしている作品(別館)にて参考にしているのがこちらの本です。池田重子流きものコーディネート 春のおし...全文を読む

烏のがらくた箱~その十九・世界環境月間

烏のがらくた箱

2010.06.06 (Sun)

 昨日6月5日が『世界環境デー』だけあって、TV各局あちらこちらで環境をテーマにした番組をやっておりますよね。今朝方家事をやりながら見ていた番組では炭素繊維を使った水質浄化を取り扱っており、『へぇ~。』と感心してしまいました。(あと、若い女の子に取り囲まれてゴマンエツだった偉い先生も・笑)私が子供だった頃は近所の川もどぶ川状態、国の水質検査の時期に塩素をばんばん流して観光地として合格点を貰うという噂がま...全文を読む

夏虫~新選組異聞~ 第一章 第十七話 大阪の乱闘・其の壹

夏虫・第一章

2010.06.04 (Fri)

 雲間から覗いた太陽が、梅雨寒に凍えていた大阪の町を温め始める。本格的な夏の到来を感じさせる日差しの中、商人の町には不似合いな集団が常安橋の船着き場から陸に上がってきた。動きやすそうな稽古着に二本を差した武士の集団--------------壬生浪士組の面々である。 腹痛を起した斎藤を常安橋会所で休ませるため、芹沢を筆頭に山南、永倉、平山、野口、島田、そして沖田、斎藤の八人は船を下りると、腹痛を起している斎藤を気...全文を読む

異国の地から~横浜慕情 昌憲と亜唯子の章・其の壹

横浜慕情~昌憲と亜唯子

2010.06.03 (Thu)

 そこは薄暗く、湿気のこもった地下室であった。元々は倉庫か何かだったのだろうか。朽ちかけた麻袋が無造作に積み上げられているその部屋の中央に、金髪の若い女が縛られ、床に転がされていた。拷問を受けていたのだろうか、着ているものがあちらこちら裂け、笞に打たれた痕が縦横無尽にその白い肌に残っている。 女は自分を絡め取っている縛めから抜け出そうともがくが、動けば動くほど縄は女の肌に食い込み、柔肌を傷つけてゆく...全文を読む

拍手お返事&日帰り温泉

拍手お返事&おまけ

2010.06.03 (Thu)

 昨日旦那が帰ってきて一言、『日帰り温泉に入りたいv』--------------てな訳で本日午後、隣の市にある日帰り温泉に行って参りました。近くにもラドン温泉があるんですが、ガソリン代をかけても安いところに(爆)。でも露天もサウナもあるなかなか良いところなんですよ~。さらにアレルギー持ちのアトピー肌に優しい炭酸泉なので、私的には安心して入ることが出来る数少ない温泉だったりします。本日はそこに入って参りました。今...全文を読む

葵と杏葉藩主編 第十六話 茂義蟄居 其の壹

葵と杏葉・藩主編

2010.06.02 (Wed)

  嵐の予兆はすでに茂義が武雄藩領主に就任した八月頃から漂っていた。元々本藩の請役として政局に参加していた茂義だが、正式に親類同格・武雄鍋島家当主になったことで、さらなる権力を身につけたのである。 お飾りの当主であれば鼻薬を嗅がせこちらの言いなりにさせたり、権力にものを言わせて黙らせればいいと思っている保守派も、実力を伴った茂義が発言権を持つとなると心穏やかではいられない。 茂義と同様親類同格であり...全文を読む

横浜慕情 白蛇の恋・其の貳

横浜慕情~虔三郎と結衣

2010.06.01 (Tue)

 情熱のまま重ね合わせた唇をゆっくりと離し、虔三郎は結衣の顔を覗き込んだ。障子越しに差し込む月明かりに照らされ、結衣の小さな顔が仄かに浮かぶ。微かに開いた結衣の唇がまるで虔三郎を誘うかのように月明かりに艶めき、それに吸い寄せられるように虔三郎は再び己の唇を結衣の唇の上に落とした。心なしかいつもより結衣の唇が熱を帯びているような気がする。その心地よい熱をさらに貪るように、虔三郎は舌で結衣の唇をそっと割...全文を読む

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乾小路烏魅

Author:乾小路烏魅
幕末~明治を中心とした歴史小説ブログです。
ひと時の時間旅行、ご堪能くださいませv
角川twitter小説大賞優秀賞受賞

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