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「短編小説」
  幕末歳時記  

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【 作品のご案内 】        2009.02.26 ~  執筆
 うららかな春の日、芝の海岸でおちかは潮干狩りにいそしんでいた。明日のひな祭りに出す潮汁の蛤を探しているのだが、取れるのは小さなものばかりでなかなか形の良い、大きなものは手に入らない。「もう・・・・・・潮が満ちてきちゃった」 いつの間にか脹脛のあたりまで満ちてきた潮に、おちかは形の良い唇をきゅっ、と噛みしめた。 米問屋の三女として何不自由なく――――――いわゆる乳母日傘で育ったおちかは、すべての事を人に...

 幕末歳時記 其の壹・潮干狩り(市井の人々) 』 より   »» 続きを読む 

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「葵と杏葉」
  葵と杏葉・世嗣編  

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【 作品のご案内 】        2009.04.03 ~  執筆
 松平定信が罷免され、寛政の改革が頓挫した前後からであろうか。近年まれに見る豊作と商業作物の飛躍的な生産とが相まって江戸は今までにない経済の発展を見た。また、その余裕からであろうか、独自の文化が花開き、世間はより豪奢に、そしてより享楽的になっていく。 そうなると自ずと手抜きになっていくのが政治というものである。将軍家斉は政に全くといっていいほど興味を示さず、大奥に入り浸り次々と子供を作ってはその行...

 葵と杏葉世嗣編 第一話 貧乏くじ・其の壹 』 より   »» 続きを読む 

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「短編小説」
  閻魔堂華宵~幕末百話異聞~  

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【 作品のご案内 】        2009.04.15 ~  執筆
旧幕臣、上林庄五郎は薄暗い森の中、ここがどこだかいまいち判らないままひたすら歩き続けていた。時折見かける風蘭だけが『ここは江戸ではない』と庄五郎に教えてくれていたが、昔行った事のある京都とも思えない。疲れ果て、脚も棒のように感覚が無くなっており出来るなら一歩も歩きたくはないのだが、何故か『ここで立ち止まってはいけない』という理由もない使命感に囚われ、歩いているに過ぎない。「俺も歳を取ったもんだな・...

 閻魔堂華宵 第一話・将軍の御召料御茶壷 』 より   »» 続きを読む 

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「横浜慕情(大人向け)」
  横浜慕情~虔三郎と結衣  

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【 作品のご案内 】        2009.10.19 ~  執筆
結衣は褥の中でただ身体を硬くし、これから起こることに対し覚悟を決めていた。(借金を返さなきゃいけないんだから・・・・・これくらい・・・・・。) 夫でも、将来を誓った相手でもない男に処女を散らされようとしているが、状況を考えれば自分は恵まれていると思う。父親が病だったとはいえ三十円近い借金を抱え込んでいる身なのだ。これは明治十年代の庶民の月収が三円前後だったことを考えればいかに大金か判って貰えるだろう...

 横浜慕情 浜猫の唄・其の壹 』 より   »» 続きを読む 

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「短編小説」
  明治美味草紙  

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【 作品のご案内 】        2010.01.03 ~  執筆
明治と年号が変わって既に五年、獅子舞や三河万歳のお囃子に年礼に向かう人々でごった返す風景は相変わらずであったがそれでも維新前とは明らかに変わっているものも少なくない。 大名の正月登城はもちろん無くなったし門松や注連飾りに混じり、早春の風にはためく日章旗は以前には見られなかったものである。 西洋化の波はどんどん押し寄せ人々の普段の生活は勿論特別な行事の風景まで変えようとしていた。 そんな激動の時代か...

 明治美味草紙 其の壹・麦酒(榎本武揚&多津) 』 より   »» 続きを読む 

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「夏虫~新選組異聞~」
  夏虫・第一章  

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【 作品のご案内 】        2010.01.29 ~  執筆
 横浜貿易新報の記者・中越祐が新選組の生き残りという老人に初めて出会ったのは大正十年の二月の中旬の事であった。 とある県議会議員を通しての交渉が思った以上に難航し、『曽我梅林の梅見の時なら時間が取れるそうだ』という某県議会議員の無理難題を呑んでようやく実現した取材である。ここ最近横浜貿易新報の発行部数が停滞気味なだけにこの取材は是が非でも成功させ、目玉記事にしなければならない――――――中越は意気込んで...

 夏虫~新選組異聞~ 第一章・序  』 より   »» 続きを読む 

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「葵と杏葉」
  葵と杏葉・藩主編  

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【 作品のご案内 】        2010.02.10 ~  執筆
 天保元年、シーボルト台風による家督相続を受け、鍋島斉正は佐賀鍋島藩十代目藩主を襲封した。長崎御番や参勤交代、そして先代藩主の奢侈やシーボルト台風による借金や私利私欲を貪ろうとする斉直派の家臣、隙あらば佐賀本藩から独立しようと目論む三支藩の存在など全く先の見えない状況からの旅立ちである。 唯一の後ろ盾といってもいい妻の盛姫ともこれから離ればなれに暮らさねばならない不安だらけの状況の中、とうとう初め...

 葵と杏葉藩主編 第一話 前途多難・其の壹 』 より   »» 続きを読む 

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「横浜慕情(大人向け)」
  横浜慕情~昌憲と亜唯子  

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【 作品のご案内 】        2010.06.03 ~  執筆
そこは薄暗く、湿気のこもった地下室であった。元々は倉庫か何かだったのだろうか。朽ちかけた麻袋が無造作に積み上げられているその部屋の中央に、金髪の若い女が縛られ、床に転がされていた。拷問を受けていたのだろうか、着ているものがあちらこちら裂け、笞に打たれた痕が縦横無尽にその白い肌に残っている。 女は自分を絡め取っている縛めから抜け出そうともがくが、動けば動くほど縄は女の肌に食い込み、柔肌を傷つけてゆく...

 異国の地から~横浜慕情 昌憲と亜唯子の章・其の壹 』 より   »» 続きを読む 

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「Twitter小説」
  運び屋アレク Page1  

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【 作品のご案内 】        2010.07.17 ~  執筆
西暦2512年、アレクことアレクセイ・ユーリはフル・ヴィジョンでサッカー・ワールドカップを観戦しながら天王星航路を進んでいた。今年の開催は木星の衛星・ガニメデだ。木星衛星群初のWC開催にガニメデは勿論、木星コロニー連合全体がお祭り騒ぎである。「しっかし何が悲しくて地球標準気圧、重力に条件をそろえるかなぁ。あんなんじゃボールがちっとも飛ばねぇから面白くねぇ。」 アレクは重たそうに転がるボールを見ながら毒づ...

 運び屋アレク サッカーWCガニメデ大会・1 』 より   »» 続きを読む 

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「夏虫~新選組異聞~」
  夏虫・第二章  

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【 作品のご案内 】        2010.09.10 ~  執筆
大正十年五月の第四金曜日-------------それは沖田老人との約束の日である。中越は他の仕事を早めに済ませると、そそくさと横浜貿易新報本社を飛び出し、ものの5分とかからない煉瓦造りのカフェーへ到着した。「あら、この前藤堂のおじいちゃんと一緒にいらっしゃった・・・・・・・確か中越さん?でしたよね。今日もおじいちゃんの話し相手なの?」 中越が店の扉を開くなり、唇の横に黒子のある中年増の女給が笑顔を向ける。「...

 夏虫~新選組異聞~ 第二章・序 』 より   »» 続きを読む 

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